新年、あけましておめでとう御座います！休みの間にラッパの練習はバッチリはかどりましたでしょうか？
さて前回の’Super Light’ですが、予想を遥かに上廻る反響を頂戴し、Taylor氏も「この夏辺りまではアトリエから一歩も外に出られない」と苦情が出る程でした。この場を借りて御礼申し上げます。
で、その「オーダー分」ではなく、「店頭分」のRed Brass Bell Versionが間もなく届きます。これはモニター用として何時でも吹いてもらえる様にしますので、未体験の方は是非試してみて下さい！
そこでよく訊かれるのが、Heavy Typeとの音や吹奏感の違いです。これも自分で「体験」してみないと判らないと思いますが、Heavy Typeが本性を現すにはある程度の時間が必要であるというのをご理解ください。
ご存知の様にHeavy Caps やPlateで各所を補強してありその厚みや重さはLight Typeよりずっと厚いし重い訳です。まさにサックスなどのリードのHardとSoftくらいの差があるのですが、往往としてそれを忘れてしまうんですよね。
新品状態で両者を吹き較べるとHeavy Typeがてんで鳴らなく聴こえるのは当たり前の事！そこのところを理解しておかないと「自分に本当に合う」楽器の選択を誤る事になってしまいますので要注意です！
Agingの完了したHeavy Typeの響き方の強烈さは確かにホント凄いですが、全ての人に当てはまる訳ではありません。それを踏まえた上で、あくまでも自分がどちらを選択するのかを決めてください。他人の意見や変な思い込みは御法度です！
ギターでの「ストラト派」と「レスポール派」の様に、シングルコイルのタイトでシャープなサウンドをとるか、ハンバッカーの厚みのあるぶっといサウンドをとるかはまさに「あなた次第です！」な訳ですよ。
