今年はとにかく暑いやね!全く何もやる気しなくなってるところに、届いたぜ、待ちに待ったWeberの新作がさ!一気にアドレナリン駆け巡りまくってるので、今回はその紹介!

そのDetailは、先ずベルがStyle 1,2の146mm径のGBでGaugeとTaperはModefiedしてある。で、Main Tunning Slideのラウンドの具合が全く違うでしょ。合わせて支柱プレートも変化してるのが判ると思うけど。 その他細かい点や見えない部分、例えばつなぎ目のノブやチューブにストッパーなどなど、マクロで撮っても写らないところは現物で確認してちょ。



でその結果は?どうぞお吹きくださいましな!こりゃ誰でも判るから。(とは言え少なくとも音を出せる人ね。こないだ音すら出ないひとに来られて困っちまったことがあるもんで。)

でも少しだけその意図するところを!それに以前に昔の設計の楽器との違いを書いた時、凄く多くの質問メールをもらったので、ここで併せて簡単に説明しておこう。



例えば、数百人の人間が走って来て、その先の出口がドアひとつ分のスペースきり開いてなかったらどうなる?そこで大パニックになって溢れかえるでしょ。
パツラの場合もそれと同じで、入り口が細い楽器の場合はそれに合わせて息の量をセーブして交通整理しないといけない。でないと口角からシューって息が漏れたり、ウップってな感じで強烈な抵抗感、即ち息の「返り」が生じてしまう。つまりせっかくの自然な空気の流れを「入り口」で既に相当量をロスしてしまってる訳。。



また、人間の呼気もさ、ギャーギャーとがなりまくってる時よか、満員電車でやっと空席ができて座ったときのホーッの方が肺をフル稼働できてたりする訳でしょ?自然体の時がもっとも効率いい訳さ。

要するに「入り口」は可能な限り「自然に吹き込む」ことができる方がいい。E.ギター側のVolume Knobは絞った時よりもフルテンの方がその楽器の本来のサウンドが出せる、ってのと全く同じなんだよね。
あとの「味付け」はそれに繋がるアンプやエフェクター、つまりパツラで言えば楽器の「ある部分」から先で加えてあげた方がずっと自然かつ効率的なんだよね。

とまあ文字で説明するより実際に吹けば判る訳で、その続きは自分で確認してみなよ。