梅雨に入ってジトジトと何か憂鬱な気分だけど、こんな時はBluesやBoogalooとかにどっぷり漬かって聴きまくってるとスカッとするんだわコレが!一度お試しあれ。

さて今回は、「最近Weberはどうしたのよ?」の問い合わせを多くもらうので、その近況とトッテオキの紹介といきますか!



実は私と彼とで画策中のモデルがありまして、これが又異常に時間がかかるのですわ。カタチからしてちょっと変わってるので、ここをこうしてと言ってもパーツが無い訳。するとその都度手づくりで作ってみて合わせて行くんだけどこれが又非常に大変なのよ。



それに向こうでプレーヤーに吹いてもらっても、今までのパツラと違って比較するものが無いので、その度合いが判らない。なら「一番越し抜かすのにしようや」って事で「こんなの今までにないよ!!」という評価のものを選別して一個一個のパーツを作ってくれてる状況なんですわ。なんとかしてWeberが夏休みで釣り三昧モードに入る前にそのプロトくらいは完成させようという事になってるんだけど???



通常モデルはお蔭様で行き着く所まで行き、そのモデルもようやく3種類に絞る事が出来たので、次はその先を今までのデザインにとらわれずありとあらゆるアイデアを盛り込んでやってみたいというのがそのスタート。でももうしばらくお待ち下さいな!



で、『何かないの??」と問い合わせたところ、彼のアトリエに残っているウチ仕様のあの人モデルのプロトが2台あった!!で先にこの一台が届いた訳。細部はハンダをずらした跡や苦肉の手づくりパーツとか、「あーだこーだ」の生々しい跡ががありありと残ってたりするんだけど、本人も完成モデルよりこちらの方がいいんじゃないと言う程すでに出来上がってるのよ。



まああの人はあの結果の方が良かったのかもしれないけど、全体にキュッと締まった音像や中音の張り出し方、それにその人の希望である「在来機種の吹奏感」によりBach,Schilkeなどのプレーヤーが即吹ける感じに仕上がってる。しかもこの音の厚みと柔らかさはCDで聴けるあのサウンドそのもの!



これは良いと思うよ!価格は380,000円。しかもプロトとは言え全パーツとも再度組み替えしてあるので状態はバリの新品!こいつをホントに鳴らして唄っておくんなさいな。