久々にコラム更新。向こうのヴァケーション明けを狙ってこの秋からのニューモデルやそのディテールを色々アーダコーダしてる間留守にして恐縮。ま、その結果と詳細はこのコラムで叙々に紹介して行くので!

さて、今回はWeber Style 3新作とそのディテールの紹介。 先ずはボトム・キャップ。



見てすぐに判る通り、左が通常タイプで右がヘビー・タイプ。重さの違いはかなりあるけど外観上のルックスは全く同じにしてあるのがコダワリなんよ。こんだけ重さが違うと中低音の響きが全然違う!でも抵抗感はそんなに変わらない。その為の秘密(?)がこの階段構造なんだけどね。

お次はリードパイプ。




この3本の違い判るかなあ。一見全く同じルックスなんだけどジーッとみると入り口のリムとかがちーとばかし違うのが見えるっしょ。あとはテーパーの仕方が全く違うんだけど、これは流石に肉眼では識別不可能。吹けば一発で判るんだけど、一言で言うなら圧倒的により一層"Stress Free"な吹奏感になった、って事。その差は歴然!とに かく驚異的だから!もちろん好みに併せて#1〜#6までラインナップしてるので、どんなシチュエーションにも対応可能。

このStyle3はベル径130ミリで小振りなベルとフィンなしのロッド支柱のみの仕様で、コンパクトな吹奏感を好むプレーヤーに合うモデル。でもこの響きとプロジェクションの強烈さにはぶっ飛ぶのは間違いない! 先週届いたサテン・ゴールドのもこのスタイルでセッティングしてるので、Style2とStyle3の違いやメッキ、ベル径の違いも実感してみれば!

まあこうやって、外見上は変わらないけどその中身は常に進化してる訳。と言ってももちろん以前のパターンのも残してあるので、旧来のサウンドや吹奏感が好みの人も御安心を!