いつも海外からのプレーヤーがツアー中に来てくれるのは有り難いけど、大体スケジュールがタイトで実に慌ただしい!でもそんな中Bosso氏が来てHarrelsonを試したいと来てくれた。

盟友であるJeremy Pelt氏のを吹いて完全にやられてしまったらしく、ウチに最新のが一本あると聞いて来店してくれたらしい。でもPelt氏のとはベルが違うし、とりあえずHarrelsonとはどんなものかだけでもを確認してもらえればと思って。



店に入るといきなりあの世界が広がった!色んなパッセージを色んなダイナミクスで吹いて徹底的に確認している。同伴の日本人(楽器屋関係の人?)が、Summitの見かけから「High Noteがきついのでは」とか「重いし」とか散々本人に言ってくれちゃってたけど、本人は全く意に介さず「新品でこれだけ鳴るんだぜ」とか「この締まった音!それにハイノートだってこんだけ響く!」とか言って強烈な一発をヒットさせながら、その「助言(?)」をことごとくやり込めてしまってるのが見ていて可笑しくて仕方無かった!



人が何を言おうが自分の楽器は自分が選ぶ、この「当たり前」の姿勢、信念こそが彼の様な「世界」を向こうに張るプレーヤーの所以なんだなあと感動してしまった。

いやあとにかく「世界」は凄いよ!「音」そのものの説得力というのは、カテゴリーや国籍、スタイルなど超越してダイレクトに心臓を直撃してくるよね。そのポテンシャルがハンパ無いし桁が違う!!



同時に、日本人の「世界的なパツラ吹き」がホント一日でも早く出て来て欲しいと心の底から思った次第。頑張ってくださいな、パツラ吹きの皆さん!!

最後に到着したてのPosseggerの画像を!なんとBosso氏来店の当日午前中に届いたばかりでパッキンから取り出したまま。しかしこの「濡れた、表情のあるサウンド」は歌心のあるプレーヤーに是非試してみて欲しい。 アポはいつもの様にメールでお願いします!!。