さてさて今回はクーバツ。金さん銀さんの紋々入りだ!
クーバツの紋々は昔から結構イケてる。銀さんがStandardで金さんがDelux彫刻だけどさすがにDeluxの方はシッポまでゴリゴリに彫り物が施してある。クーバツにはあとAnniversary EngravingというのがあってこれはStandardに似てるが若干モチーフが違う。で、彫刻がサウンドにどう影響があるかとか好事家はシノゴノ言ってるけど、こりゃもう優越感しかないでしょ!しかもクーバツでは金さんの紋々入りなんてえのは黙っててもBach Shopでつくられるからまあ出来もいいやね!パツラ吹きにとってこのメンタル面での影響がすごく大きいので紋々はそういった点からも人気があるのかもしれない。



それにしてもこと彫金のセンスにかけてはまだアメリカに一日の長があるよね。なんつたってライフルやピストルなんかの銃身にゴイスのゴリゴリ彫刻をいれるそのノウハウたるや恐れ入りました状態。ジッポのライターなんかにしてもあんだけのスペースによくもまああれだけのモチーフを詰め込められるなあと思う。そんな歴史と技術の裏づけがあるからこそ、楽器の紋々なんて朝飯前なのかもしれない。ある意味、楽器における最後のCraftsmanshipなのかもね!
あとついでにクーバツのリバースタイプについてだけど、現在のラインナップではベルはレギュラーでもボディはライトとなってる。結局この組み合わせが売れるかららしいのだけれど、ここで耳寄り情報をひとつ。ボトムキャップをクーバツのヘビータイプに交換すること!市販の極端に重いタイプは逆効果など要注意。で、交換するとボディがライトであることのデメリットをカバーし、しかも立ち上がりの鋭いサウンドになる。これはクーバツ社のジーさん直伝の秘伝(?)なので是非やってみてちょ!!