最近の中途半端な気候には何となく気分もハンパになってしまうやね。

そんな時にオススメなのが、Mac Gollehonの「いなたい」プレイ!特に最近の"Oddyssey of Nostalgia"なんか全身の余分な力が抜けて、ホント極楽気分。反面、大好きなMelvin Sparksのギターがビシッと全体を引き締めてくれて、なんとも絶妙のバランス感が夢心地なアルバム。休みの日の昼間にかけっぱにするのに最高だから、一度聴いてみな。



さあてDontae Winslowなる若者をご存知か?まだ荒削りではあるけど、すごく素直に唄うプレイにやんちゃさが加味されて、これまたいいラッパなんだよね。

http://www.winslowdynasty.com/blog/



その彼の使っているモデルがこれ Adams DW A-6 なんだわ。ルックスはまさにコンストだけど小振りのベルに緩やかな巻きのベルをセットして、とてもMボアとは思えない豊かな響きがする。それになんとも厚みのあるサウンドでまさしくHuman Voiceそのもの!それにこの手の楽器ってppでは輪郭がぐずぐずになってしまうのが多いけど、こいつはそれが全く無い!スロットもめちゃくちゃ明確だし、これはAdamsの数あるモデルの中でも表現力の点で抜きん出た存在だと思う!



しかし最近になってMacにせよDonにせよ、はたまたあのArturoでさえ、「心」で表現する「芸風」に変化してきたラッパが増えて来たのは素晴らしいことだよね。口先や指先だけで演奏してるラッパ吹きの余りに多過ぎる日本にももっと出て来てほしいんだけどなあ。