新年の初荷はこのWeberのフリューゲル。写真のとおり今回のは若干ベル径が小さくなっている。サウンドもよりやわらかく軽やかになって、これぞまさしくFluid Sound!



Kenny Wheelerの最新作はこれと通常のを曲毎に使い分けてるんだけど、これがその違いを実にクリアに捉えているので一度聴いてみるといい。それに作品としてもKeithと演ったあの名盤を上回るほど完成度の高い演奏だ。70超えてデュオで演るなんて余程の自信が無いとできるもんじゃない。ところがこのところ以前より音色もはるかに豊潤になりプレイがホントにますます唄ってるわけ!



まあこういう演奏は「小僧の神様」的じゃないのでガキにはウケナイだろうけど、Rodittiの最新作にしろこれにしろ、人間的な厚みが素晴らしく「沁みる」作品を作り出してるのをみると、やっぱ結局は「人間」が問われるんだろうね音楽って。