知っての通りコーンの日本のディストリビューターが1日から替わった。思えば学生時代の憧れのブランドは当時が谷口楽器さんで、卒業と同時に山野楽器さんに替わり、それが早くも20数年が経った訳で、なんとなく寂しい気のする交代だ。昔のイラスト入りのブローシャーがやけにアメリカしてて、まるでデザイン作品の様な重みのあるものだった。



当時のアメリカンブランドってそれぞれ強烈に個性があってブローシャーのデザインもそれぞれ全く違っていた。そう!各ブランドごとに違った「ニオイ」があった訳よ。それが今や会社統合か何か知らないけれど、すべて同じニオイのする面構えでまるで自動車と同じ「画一化」状態。方や日本じゃ相も変わらず「〜モデル」とばかりに元が同じモデルの小手先ものばかり。何本作って売ったかが最重要課題のメーカーじゃ家電と同じだよね・・・。生産本数日本一!かあ・・・?



で、コーン。リストにも記載したとおり一枚の銀板からの叩き出し。輸入元変更の直前に入ってきたんだけど、今後は恐らく無理だろうね。今後、バックと同じ会社でわざわざ違う工程のを作る訳ないからね。「シームレス」と言う名のモールドになるんじゃないの。以前Charley Davisが来日した際にみせてくれたSterling Plusはしっかり板金!「これ がシークレット・・・!」とノタマイつつも「あのCDのメンツのは全部コレだ・・・」とバラシまくってくれたけど、アクセサリーの削りだしとプレスものが全く違うのと同じでサウンドも完全な「別物」だった。
ともあれアメリカにせよ日本にせよ「家電化」の波は今後もさらに拍車がかかるだろうね。そのうちバックはドンキで買う時代がくるのかも・・・?