脳ミソも耳の穴から出てきそうな酷暑のなか、皆々様いかがお過ごしでしょうか?完全な夏バテのなか、コラムです!
今回はコーンのVintage−Oneのレアもの2点。
1本目はライト・ウェイト。普通パッと見にはレギュラーモデルと区別が付かないけど、ベルになんとも控えめに”Lt”の表示がある。付属のラウンドのメイン管もレギュラーな厚み(ゲージ)だしヴァルブ廻りも同じ。結局ベルだけがライトなんだけどその効果は絶大で、サウンドが明らかに違う!立ち上がりが鋭くてスピード感のある伸びのある音なのに、流行の「省エネ」タイプと違いハイノートが鼻つまりにならない。カリキオがオハイオで作られてる、なんて今日この頃、リード向きの定番になり得るかも!?



2本目はスターリング・ベルのレギュラー・ウェイト。この凄さはもうご承知のとおりで、サウンドのダイナミックレンジが圧倒的に広いしシャープにもメローにもその表情が激変する!反面、これは上手い下手がモロ出てしまうので、モーイーが吹くと悲惨な結果に・・・。



てな訳で今回の2本は「大工場製」なのに強烈な個性を持ったパツラ。こうやって2本並べてみると、微妙に各所の違いがわかる。American Craftsmanshipは健在かも!?