さあてAdamsのお次は、見れば判る通りConnstellationをベースにしたタイプ。この名機も今ではモーモーと牛が鳴く様な鼻つまりサウンドのばかりで、早い話がサックス吹きの「終わったリード」みたく全く腰の抜けちゃったのばかりでしょ。私の学生時代はまだこの新品が入手できたんだけど、どうもその頃のサウンドとは全く違うんだよね。



当時のあのサウンドを更にBrash UpしてElectric SoundにもEdgeの立ったのが出来ないの?そんな発想から完成したのが今回のモデル!どうせならとルックスも徹底して拘ってみた。



先ずこの高さのあるValve Sectionを作るところから入った訳さ。この高さがあるからこそ、あの独特のゆったりしたベルの巻きが可能になった訳でココがキモなんだわ!あとReceiverを長くして演奏時のHoldingの位置、1番スライドは上下ともリバースでないセッティングなどなどDetailsも凝って仕上げて行ったのよ!



で最後にVoicingなんだけど、「ビャー」「ピュー」が本来の音だと思ってる人達の多い中、本来の厚みのある若干Huskyな肉声っぽいサウンドを基本にして、一転ffではあの強烈なBrillianceとProjectionが得られるSettingにした。ベル径が本家の38Bの様な5 1/8"でなく少し小振りにしたのもその辺の「ああだこうだ」の結果なんだけどね!



まあ吹いてみなさいな!こんなにSmoothかつ楽ちんな吹奏感は吹いてみないとねえ。