サテンのノーラッカー(Raw Brass)Weber Flugelhornの到着!

 

どうよ、この美しさ!とにかく人間と同じで内面のスラバラシさが顔に出てるでしょうが!
サウンドのほどは自分で確かめてみんさいな。普通の耳を持ってる人なら一発で解るから。

ところでフリューゲルのマッピに関して、ほとんどの人が全く無頓着なのには驚かされる。構造上フリューゲルはリードパイプから即一番ヴァルブに入って行く訳。パツラがリードパイプからメインチューニング管を延々旅してやっと三番ヴァルブへ入るのとは全く違って、たったあんだけの長さでピッチや音質が決まってしまうのだからマッピを選ぶ際はもっと慎重に選ぶべきだと思う。

 

「ハイがダラ下がりになる」「抵抗感があってキツい」「低音部が上ずる」とかなんとか言ってる人に限ってシャンクの入り具合なんて考えたこともないなんて連中ばっか。大体フリューゲルのマッピはメーカーごとにシャンクの外径や形状が驚くほどに全く違ってる。ところがほとんどの人は「リムの形状や口径をパツラと全く同じにする」、なんてのにばかり神経つかってシャンクと楽器(リードパイプ)とのマッチングなんてのは完全に忘れ去られてる訳さ。ま、その手の連中はほぼ同じサウンドで、パツラと完全に同じアプローチなもんだから、持ち替えしたのかどうかも判らないほどの「突撃サウンド」だけどね。カップも浅いのばっかじゃなくて、深めのもたまには試してみなよ。

フリューゲルでハイノートをビンビンやったってウルサイだけだぜ。お門違いもいいところさ。ま、とにもかくにもシャンクのテーパー、入り具合、ドリルサイズ、カップの深さなどなど、楽器とマッピとのマッチング、これにもっともっと神経遣って欲しい。