強烈な暑さの続く中、強烈に熱いHassyへの情熱を持ち続けている伊佐氏の熱いコラムです!

では、どうぞ!

 

〜写真とは。〜

先日行った上高地で撮影した写真が焼きあがってきたので、考察も含め取り上げてみます。

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このときはロールフィル7本、84枚もシャッターを切りましたが、良いなと思って大きくプリントしたのはたった4枚。勉強代がかかりますね、フィルムは。笑
しかし、50年も前のカメラやレンズを使って「写真を撮る」行為はやはり心地よいものがあり、"思い"も写っている気がします。

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余談ですが、先日ウクレレ奏者の方と話していて「ライブのときに楽譜を見ながら演奏するのと、自分を信じて観客のことを思って演奏するのでは届く音(音楽)が違う」と仰っていて、やはり何でもそうだなと思いました。

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さて、肝心の写真ですが、60mm、120mm、250mmをシーンに合わせて使い分けながら撮ってきたのですが、特に120mmのいわゆる"描写力"の凄さと250mmの"ヌケの良さ"を実感する結果となりました。
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森の中の樹木の質感とダイナミックな写りは120mmの醍醐味を感じ、荒々しい山肌の質感と見た目に素直な色調は非常に250mmゾナーらしいと言えるものです。

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そして、写真の魅力を実感するひとつの方法、それは「大きくプリントする」、これです!



え?結局そこ?!という声が聞こえた気がしますが笑、自分のような素人には自分が撮った写真を実感(自己満足)するにはとても良い(手っ取り早い)と思います。
ベタ焼きやサービス判でもある程度の良し悪しは見れるのですが、大きく引き伸ばすと撮影したとき自分が見た画をリアルに感じることができると思います。
ちなみに僕の今回のプリントサイズは16×20inc。大全紙の一つ下のサイズです。これがまた面白いのですが、ハッセルブラッド のように画角が正方形の場合、このくらいのプリントサイズのほうが画(え)としてのボリューム感が詰まっていて迫力が出る、とプリントマンの方が仰っていました。
やはり写真は奥が深いのだと思いました。

 

 


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