さて、今回のフューチャリングはカンスタル1500のカスタム・モデル。そう、ご存知高瀬龍一モデルの原型となったモノ!はっきり言ってこのカンスタルってメーカーは節操が無い。”金の為に楽器作ってます!”というのがはっきりしてて次から次へと何も変わらない「新製品」を出し続ける。だからここの代理店には誰もなりたがらない。でも逆に言えば金さえ払えばどんなオーダーにも応えてくれる訳で、他社パーツもよろこんで(?)持込可となる!



そこでこの1500、ベル・バウ部がヒレ付きでメイン管はヒレ付き・ヒレ無しが選べる。ベルはゲージが若干薄めだからこの重装備でもサウンド・バランスはビシッと決まる。しかもいわゆる「吹きやすい」楽器に仕上がっている。メイン管はヒレ無しの方がエッジとダークさのマッチングが丁度良く個人的には好みだけど、それは吹き手次第。きりたんぽ型マウスピース・レシーバーもハッタリじゃなくちゃんと機能しているから音の「入口」での逃げが少ない。



とまあ、こんなカンジのレイアウトで、詳細なスペック・チェンジは何処なのかは吹けば一発!結構オールマイティーに「使える」楽器だ。
事ほど左様にこのカンスタル、今後もオリジナル・モデル(?)が入荷予定、乞うご期待!

 
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