円安もコロナも野放しの無策状態。まだまだ悪化しそうです。いつまで続くんですかねえ、ホントに。

このコロナ禍で「呼吸が浅くなった」とか「すぐバテてしまう」とかの話は相変わらずよく聞かされますが、いっその事「呼吸法」も含めて今までの「奏法」自体を見直してみるにはいい機会かもしれません、というのは前回のコラムでもお伝えしましたが、米国の某大巨匠が以前自分の奏法について話してくれましたので、今回は先ず、そのアドバイスを以下にまとめてみましたので、参考にして下さい!

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「軽く吹く」とは決してヘロヘロに全て「脱力」するという訳でなく、「最小限」の力で「最大限」の結果を出せるポイントを探し当てる事。

そのポイントが見つかれば、それ以上の力や緊張は「無駄」だと解る。

それはバイオリンの弓の圧力、ギタリストのピッキング、シンバルレガートのピング音、など各楽器のヴァーチュオーゾは全て必要最小限の力でコントロールされているのと同じ。

逆に力を入れ過ぎるとうるさいだけの「雑音」にしかならない。

pppで如何に豊かな表現できるかがカギで、聞こえない位の音量でも音の芯が保たれている、という状態を目指すべきだ、
と!

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でも日本の場合「誰々が使っていた」古い楽器とか、超高価なブランドとかのレアな楽器を所有する事が「ステータスシンボル」と化して、それを所有するのが至上の喜びであり、それこそが目的である人が多いですよね。

つまり「自分の求める音」なんてものは無くてその楽器の出音一発、その楽器に完全に支配されている訳です。ましてや「自分に合う楽器」という観念が無い為、無理矢理その楽器を根性で吹きこなそうとする。「せっかく高い金出したのだから」と!

ところがある時、全身汗だくの鬼の形相で吹いてる時の周りの冷ややかな視線に気付く時が来て、「もしかしてコレ俺には合わないのかなあ」がふと心をよぎる訳です。

その時初めて「自分に合った楽器とは?」を模索し始める。デコボコの砂利道を走るのにランボルギーニは合わないんじゃないかと。

とまあこの際、変な見栄やプライドは捨てて、自分がどんな音を奏でたいのか、そしてどんな音楽をどう演奏すれば聴き手に伝わるのか、といった事を考え直す絶好のタイミングなのかもしれませんね!

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この夏のバケーションシーズンが終わると各社一斉に「新作」が出荷される訳ですが、今年はご存知の通りの過去最低の円安!仕入れる方は大変ですよ、全く!

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