このコロナ禍で調子を崩した方が多いみたいで、ここのところよく話題に上がるのですが、
ある巨匠曰く「ここで焦って早く以前の調子に戻そうとすると完全に奏法を崩してしまう」「ゼロから奏法を見直して、自然で無理の無い奏法にスイッチするのにいいチャンスだ」と。

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「軽やかで速い」音、そしてそのもとである「呼吸法」の正しい理解がマストだと。

しかし実際にはドカ吹きで青筋立てて半開きの白眼で明らかなオーバーブロー、という人が如何に多いことか!「楽音」とは程遠い。

言っておきますが「軽くしかもスピードのある音」、というと「小さな音で指が速く動く」のとは違いますからね!

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この「軽く、速く」の達人のライブに行くとビシッとフォーカスされた音がビンビン飛んで来ます!音量は決して大きくないのにその人の音だけがクリアに聴きとれるんですよ?
逆に周りのマッチョプレーヤーの音はシューとかボワーとかの「ノイズ」にしか聴こえて来ないんです。いわゆる「埋もれてしまう」音。

今こそ、力ずくで吹いていた方も「効率化・効率性」をもう一度考え直してみるのはどうでしょうか?

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楽器の世界もある時は
「超重量級ボディに超弩級エンジン」
またある時は
「軽量なボディに最新鋭エンジン」 
とそのトレンドは行ったり来たりですが、少なくとも「今」は後者の流れに集中しつつあると思います!

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KTのラインナップ、インスタでも報告しましたが、どういう訳か65と64サイズに人気が集中しています。ならば逆にこのサイズに慣れるべく奏法を再構築されるのも一つかもしれません。とにかく未体験のスムースさとレンジ、プロジェクションのアップを実感できると思います!

Spencerと画策中のニューモデル、今回の画像は先月のパーツ候補です。今は又かなり変更してしまいましたが、「過去最高の Efficiencyと Power」を持つモデルへ着実に進化中です!