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ここまで来るともはやあらゆる面で以前の慣習や意識を変えていかなくてはならず、今までの楽器屋とお客さんの関係も見直すべきなのかもしれません。コロナ禍が過ぎ去った後もこの新たな関係性は今後ずっと続く事になるんでしょうね。

例えば、楽器やマッピを選んだ後は少なくとも自分で吹いたものをアルコールで消毒したり、楽器内の唾液は完全に抜く。それもその場に垂らしまくるのではなく指定された場所で行う。

また、よくある「吹いてみなよ」で自分の吹いたものをそのまま別の方に渡す、なんて「風習」も無くさないと危険ですよね。

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「オレは客だぞ。何でそんな事しなけりゃいけないんだ」とか「先輩のオレが吹いたものがキタナイとでも言うのか」なんて人はもはやこの新たな環境下では社会生活を送れなくなると思います。まさにマスクしてない人やワクチン接種しない人の論理ですよね。

例えばコロナ禍以前には、試奏時に誰もいないのをいい事に、箱に入ってるマッピを何本も吹いてそのまま又箱に戻して涼しい顔してる人がいました。バレなければいいとでも思ってたのでしょうか?


またよくある「選定会」とかで数十台並べた楽器を吹いて選ぶなんてのも今後は少なくなると思います。誰かが吹いたら即全部の楽器を消毒するなんて至難の業ですよね。

それから楽器やマッピを送らせて自宅で選定なんてのも無くなるでしょう。もしかして感染無症状かもしれない方への送付はリスキー過ぎます。

そういった一連のコロナ禍以前の慣習が改められ、「新しいマナー」が問われる時代に、もはや変わったんだという認識が必要になると思います。

コロナ収束は終息では無い訳で、今後更なる変異株やパンデミックの可能性があります。

その為にも「売り手」も「買い手」も「吹奏楽器」の扱いには今まで以上の注意を払うと同時に全く新たな取り組みが必要になって来ると思います。

社会的には、楽器が飛沫を飛ばしマッピは口に直接当てるものだという認識が薄いだけで、場合によっては「飲食」よりも感染リスクが高いという自覚が必要です。

「音楽」を止められたり制限されたりは絶対に避けなくては!

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