楽器を選ぶ時、ルックス、音色や鳴りの良さ、とかを重視するのは当たり前ですが、意外に見過ごしがちなのが「反応の速さ」!

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Jazzers好みの音として「Dark Sound」というのがあります。ところがよく「Dull = Dark」だと勘違いされてる方が多いですよね。誰が聴いても全く鳴ってないし、Responseのやたら遅い(悪い)のがDarkなんだと!
又逆に「反応が速い=ブライトな音」という誤解もあって「ブライト=Jazz向き」と思い込んでる何処かのメーカーもあります。

「音色」と「反応」は全く違うファクターです。音色はパーツ交換やセッティングの変更、そして奏法やマッピによってもある程度変化しますが、反応の悪さだけはどうしようもありません!

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TaylorにしてもBenchmarkにしても反応の速さは突出しています。Taylorの無差別級超重量モデルでもあの速さは驚異的だし、BenchmarkのそれはまさにRacing Car並み!?チョコっと踏むだけであっという間にフル回転!それだけにDriver側のShift Change Techniqueが要求されてしまいますが、逆にそれをマスターしてしまうとそりゃもう!!

反応の速い楽器はPlayerのControlによって如何様にも変化(変速)可能ですが、遅い楽器はそうはいかない。いつも''ゥブォワ〜ン"ではアタックの時間差は聴き手にも判るし、ダイナミックレンジは極端に狭いしで、なんとも無表情な表現になってしまいます。
それを「Jazzはダークでしょ!」ってしたり顔で言われてもねえ・・・反応鈍くて鳴ってないだけでしょ!

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という訳で、新たなブランドを始める時にもその点を最も重視しています。Responseの速さ、Shift Changeに瞬時に反応する事が可能かどうかがポイントです。

 

osirase

*************  その1  ***************

お待たせしていますDonat Mpc.ですが、来月には入って来ます!定番に加えて、New Heavy TypeやShort Typeなどの新しいモデルも届きますので、いつもの事ながら早めにメール下さい!よろしくお願いします。

*************  その2  ***************

楽器のStock Listの内容がいつも遅れ気味で恐縮です。まさに時間差がありますのでOn Timeでの在庫はメールでお問合せください!