緊急事態宣言も延長されそうな気配で、何とも活気の無い世の中ですが、とにかくこの雰囲気に呑まれてしまっては凹むだけ！頑張って行きましょうよ！ラッパ吹きが元気ないと音楽そのものがしょぼくれてしまいます！

さて、今回はBellについて。

画像のはTaylorのラインナップですが、彼は昔からBellを多くのメーカーやビルダーに供給してきました。

そのバリエーションも多岐にわたっていて、素材だけでもBrass, Gold Brass, Red Brass, Copper, Bronze, German Silver, Starling Silverなどなど。しかもそれらの組み合わせによるHybridものを加えると膨大な数です！

さすが元Paxman伝説のベル職人、その製作技術はもはや世界のトップクラスでしょう。

しかし本来なら企業秘密のベルをそんなに簡単にバラ撒いていいの？と心配になってしまうのですが、本人はニヤッと笑いながら今の自動車業界を例に出して延々とポリシーを語ってくれました。

とかくパーツが一人歩きして数々の伝説を作ってしまう事が多いじゃないですか。

ギターでもコンデンサー1個から指板材やボディ材に至るまで、やれ何年製だの、やれ100年前の材だの、とかでそのギターがさも決定されてしまうかの様に。特に我々日本人はそういうのが大好きですよね。

所詮部品は部品！その「部品」をどう使って「全体」を組み立てるのか、その組み込みの経験、技術とセンス、それこそが最もキモとなると私は思うんですけどね！

それを理解してる若い情熱を持った「職人」が今後続々と輩出してくれるといいのですが、現実はなかなか・・・。

そんな中、？？

以前紹介しました画像のReceive / Leadpipe / Main Tuning Slide, これをマウントした'Piranha'が間もなく到着します！

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