さて今回はBenchmakerから2020年最初の入荷がありましたので、先ずはそのご紹介です。

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外観上は全くいつもと全く変化ない様に見えますが、たとえばヴァルブ部のトップは、黄ベルにはNS、コパーベルにはGBという具合にモデルごとの「最高・最大の結果」が出せるように「最も適したセッティング」が施されています。

そしてリードパイプのテーパーや厚みなど以前に届いたものに比べ「更なる改良を加え」て常に進化し続けているのはいつもの通りです。

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とまあそんな「舞台裏」の苦労話は吹き手にはどうでもいいことでしょうから、とにかく吹いてもらうしかないんですよ!

時代はペラペラの薄いゲージを使って「軽量化」の一途をたどっています。それが「進化」だとメーカーにいくら主張されたところで聴き手である我々人間の耳は騙されません!

あんなHarshでBrassyなDistortion Noiseでいつまでたっても重箱の隅を突っついてるのではなくて、吹き手にとっていかにしてストレスなく「楽音」を美しく響かせることができるのか、その命題にフォーカスすべきです!

そんな風潮には全く見向きもしないこの「偏屈男」が生み出すBenchmarkという楽器は一台一台が強烈な「個性」を持っています!!

そしてそれを実感できる人、見抜くことのできる人だけに吹いて欲しい、「偏屈楽器店」の私が切に願うのはその一点だけです!?

ところでDonat Mouthpieceですが、いつもお伝えしてる様に何故かBenchmarkと相性が最高なんです!

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製作する両者に接点がある訳でもないのですが、ギャップやテーパーの連携、重量のバランスなどが何故か無修正(?)でピッタリ合ってしまう!!

奇跡的にマッピのスロートからベルフレアまで「理想的なテーパー」で連携・接続している為に「各スロットが非常に明確で均質」という評価につながる訳です。

まあとにかくこれもご自分で実際にプラグインしてもらえば瞬間的に解ってもらえる話ですからねえ!

いつもの様に、お問い合わせはメールでお願い致します。