やっと長いお盆休みも終わり、何となくボーッとしてる今日この頃ですが、みっちり練習できましたでしょうか?

今回もこの休暇中にお越し頂き新たにお会いできたお客様が多く、こちらも非常に有意義で楽しい時間を送らせて頂くことができました!

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そしてそんな中でも特にこの2台は、私もお客様も驚くほどの結果が出て、お互いに腰が抜けるほど感動的な瞬間でした!!

それはいつものトランペットとは「全く違うアプローチ」をした際に、正直こちらも聴き入ってしまうほどの「素晴らしい響き」がしていた、という事です。

やはりどうしてもトランペットを吹く際はどこかに力が入って「気合い」の入ったアプローチになってしまいがちですが、それだとご覧の通りShephard’s Crookや複雑なTubingの楽器では「息が跳ね返され」てしまって固有の美しい響きが出ないのです。それはPhat PuppyやPocket Trumpetの様にコンパクトな設計の楽器に於いても同じです。

某巨匠の言葉ではないですが、「圧を抑えて、スピードを上げ」「Mumbleする感じ」で吹いてもらったところ!!!出ましたRed Garland!!

コロコロした音像が厚みのある柔らかな響きと相まって、ホント「いつまでも聴いていたい」と思う美しいVoiceと圧倒的な「表現力」に、私も吹いた方も完全にハマってしまう結果となった次第です!

音量もトランペットに比べて全く遜色なく、普段と違い人気のない築地の町に朗々と響き渡っていました!

いつもこのコラムでも書いていますが、長い歴史のあるCornetは今こそもう一度その「楽器」としてのポテンシャルの高さと独自の美しい響き、ずば抜けた表現力の高さを「再確認」して欲しいと痛切に感じています!

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そして一方のPhrumpetという新しい楽器の可能性と表現力を「演奏」によって示してくれるPlayerが今後続々と出てきてくれればと願う次第です!

やはり「軽やかなのにキレがある」というのは音楽を表現するにあたって非常に重要なファクターなのだとつくづく思った次第です!!同時にそれはトランペットの演奏時にも絶対に好結果へと繋がる訳ですから!!

さて、製作者本人がしばらくの間怪我で休養していましたDonat Mouthpiecesですが、ロケーションも新たに大きなアトリエをオープンして、遂に製作を再開しました!

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画像の通りの通常ラインナップと共に、ウチだけのカスタムラインを再開後初のロットで作ってくれていますので、到着次第ご報告致します!Jazzに特化した響きと声質のカスタムモデルにご期待ください!

例によってお問い合わせやアポはメールにてお願い致します。