前回、顔見せだけで嫁いでしまった’Starship’ Ovalのもう一本が届きました！

全体がシャープでコンパクトなStylingで、しかもこの、角度によって形状が違って見える’3D Bent OVAL Bell’をマウントした実に美しい流線型ラインの楽器です。

そのサウンドは、初回分のオーナーも言ってますが「予想した重くて太いイメージと違って、反応が非常に速くて結構ブライトな響き」なんです！と言ってもペラペラ系で無いのはご存知の通りで、「どのレンジでも音の厚みがあって腰の据わった響き」が特徴の’Taylor Sound’がしっかりと響き渡ります！

このモデルと’Ballad’ Ovalの２本が今後ウチのTaylor TrumpetsのMain ModelかつStandard Modelとして展開して行きますが、その一本一本はAndyの40年以上のノウハウが全て注ぎ込まれた卓越した完成度を持ったモデルに仕上がっています！それは送られてきた時の梱包を開けて、初めて手にした時にすでにビンビンと伝わってきます！

このコラムでも色々な場面に触れ仄めかして来ましたが、彼の「引退」が実はそう遠い事では無くなりつつあります。彼の優しさにつけこんで、散々ノウハウを訊き出した挙句、形だけを真似た多くのコピーものやビルダーが堂々と跋扈している現状に「ホント疲れたよ」とポロッと漏らした彼の本音は同世代として心底共感できる事であり、同時に実に寂しい事でもあります。

でもその手のFake野郎がどうであれ、「ホンモノ」と彼の「真意」を理解してくれる方々やPlayerやファンは世界中でも間違いなく増えて来ています！その為にも、私も。相変わらずの「大喧嘩」をしながらも、Andyですら腰を抜かしてしまうモデルを今後もオーダーし続けて行きます！

「俺が散々計算して解析して、やっと割り出した形状やNodal Pointを、彼は感覚でとっくに知り尽くしてるし、それをいとも簡単に作り上げてるんだよ！」とBench.も驚愕する彼の天性の「ワザ」はこの業界のみならず「モノづくり」の世界で、今後伝説化してしまうかもしれない稀有な存在に相違ありません！

さてそのBench.ですが、先日のはまたまた即決でしたが、今月もう一本届きます！試奏の予約は早めに入れておいてください！

同時に、TaylorのDEMO、USEDやConsignmentものを本国から相当数引っ張って来ましたので、Reduced Priceのラインナップはメールでお問い合わせ下さい！その際に、現在どういう音楽をやっていて、どういう楽器を使ってるんだけどココをこうしたい、こういう音が出したい、などを明確にして下さいね！一体どんなモデルを紹介すればいいのか、それらの情報が無いと絞り込めないんです。またよくある「全部のリストと価格を教えて下さい」なんてのもご容赦ください。