さてさて届きましたよ、Phatboy!予定より約半年遅れの到着ですが、待った甲斐があったとはこの事で、過去のPhatboy歴の中でも間違いなく最高の仕上がりです!

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まず入り口のリードパイプ、このテーパーと曲げ角度を見直し、3番スライドのトリガーを小さくし、Getzen社への特注ヴァルブをセットして、・・・というのは毎度の事ながら、やはり最大のキモはこのでっかいOVAL BELLでしょう!!

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今まで「肉声」に近づけるにはどうやったらいいのかをAndyと散々やって来ましたが、この新しい形状のOVAL BELLがここまで楽器全体のポテンシャルとカラーを一変させてしまうとは私も本人も全く予想できませんでした!とにかくこんなに豊かな肉声感のある響きを持つFlugelhornは初めてです!

Flugelhornってアメリカでもヨーロッパでもラッパのメーカーやビルダーは必ずラインナップに入ってますよね。でも、響きのやたらと重いものとか、オペラ歌手の声の様に透明感のある美しいものだったりで、必ずどこかに吹奏楽やクラシックを意識したサウンドと響きを持っていて、ことJazzを唄い上げるにはどうにもこうにも違和感丸出しのものばかりでした。

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まあこいつで一曲吹いてみてください!私がお話ししている意味がすぐに理解して頂けると思います!文字でつべこべ言ってたって仕方無いですから、いつもの様に先ずはどうぞ!!

ところでPhat Puppyは??とお問い合わせを頂いていますが、まだ2本のお客様オーダー分すら届いていません。なので泣く泣く秘蔵のこの一本を箱から出して来ました!

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この2台のFlugelhornは響きもサウンドも、またコンセプトも全く違います!どちらが好みかはご自分で判断してください!

お問い合わせや試奏のアポは、いつもの様にメールでお願い致します。