お盆もやっと終わりましたが、じっくり充電できましたか？しばし充電中（？）だったSpencerがやっとラッパ製作の時間ができたとかで早速溜まりに溜まったオーダーに取り掛かってくれましたので今回はその報告！

このピッコロは前回からほぼ２年ぶりの到着となりますが、Classic Playerの間で現地では「幻」の存在（？）となるほどRAREな楽器です！理由は簡単「時間がかかるから」で、「捌ききれない注残がある」そうです！

日本ではまだ２本で、今回が３本目です。中古が出るのを待ってる人も多いのですが、オーナーの２人はどちらも「絶対手放さない！」とゾッコンの様子。「P5-4が血管切れそうだったけど、これはBb管やC管と同じマッピで同じ吹奏感で吹ける」「音量が非常に大きいし、しかもイントネーションが完璧でストレスが全然かからない」「とにかく楽」だそうです。

ベルは画像の通り交換可能、トリガーでのピッチ・コントロールが実にスムースです。そしてこのオーナーのコンサートで、その使用に立ち会った際にProjectionの凄さと音色のすばらしさは客席で確認・実証済みで、巷のあらゆるピッコロに特有の発音時の頭とお尻に必ず[ h ]の付く耳障りな音がしない為、実に華やかなしかも地に足の着いた響きが飛んでくるんですよ！「ペヒー」や「シュパー」「ホヒヘヒー」の連続は聴き手からは「雑音」にしか聴こえないですからねえ！！しかも吹いてる時のあの見た事もない形相は音楽どころじゃないでしょう。

まあいつもの様に、吹いてみれば言ってる事が即解ってもらえるでしょう。文字ではその驚きと感動は伝えきれませんからねえ。

Bb管はこのコパーベルのモデルです。以前作ったのが絶賛されて直ぐにオーダーしたのが同じく２年前でした・・・。この斬れ味の鋭さと響きの美しさは、このスタイルの他のラッパでは絶対に出せないと思います！！

最後の画像はWillとBoney Fieldsのベタな肩組みショット！このBonyの音楽は是非チェックしてみてください。最近ホントつまらないこの手のジャンルに於いて、ずば抜けたShowmanshipを発揮する存在ですから！こういうAudienceを楽しませてくれる事に徹した音楽って最近少ないですよね！独りよがりはひとりでどうぞ！ってなもんで！?

おっと最後になりましたが、Boneyが持っている赤いラッパがウチの特注のCopper Bell Modelです！！なんなら同じ赤ラッカーで仕上げましょうか？？？

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