花粉が強烈な今日この頃、空っ風の強烈なNorwhichより続々貨物が届いています。届きたてのRawな画像で恐縮ですが、その分鮮度はバリです!

先ずこのGold Lacquer Brothersから。色の違い、判ります?部分アップの方が判りやすいかも?それにしてもデジタル画像って厄介ですよねえ。銀塩なら一発で違いが出るんですけどね。

Taylor_Orpheus._a

それでも何とかOrpheusの仕上げの美しさが少しお判り頂けるかと思いますが、まさにBrilliantでしょ!一方のPhrumpetはBellのRed Brassが透けて、全体的にDarkな雰囲気で、これはこれで魅力的かと。

Taylor_Orpheus._b

それにしてもShephard Crookの効果は絶大なものがある気がします。Trumpetに比べ音量や抵抗感での違いは当然なんですが、何といっても聴き手に伝わる音や響きが何とも心地よい訳ですよ。それに特にPhrumpetの肉声感溢れるぶっとい音、しかもマッピを替えると強烈な音圧でのCut Through Soundが炸裂します!これがTaylorのPhrumpet最大の特徴なんです。ColorとTouchのVariationが非常に多い、それは演奏者の選択次第で自在に表情が変えられるという事です。Vカップの深めのマッピでFlugel Horn Sound ? 浅めのカップでLead Sound ? どうぞStyleや曲に合わせてご自由に!Taylor Mpc.では数種類のVariationを用意してありますから。

Taylor_Orpheus._c

一方のOrpheus、Cornetならではの流麗でSmoothな響きは当然ながら、全域でのSlotの均一性、Intonationの完璧さ、など在来のCornetで多くの演奏者が感じるStressを完全にFreeにしました!豊潤で滑らかなな音の繋がりはまさにFluid Sound!こんなにSmoothな響きに聴き手としてはずっと浸っていたい、そんな気にさせてくれます。まるで木管楽器の響きにも近い、温度感のある響き方です。
しかし今CornetのSpecialistが殆どいないなんて信じられないと思いませんか?ラッパの「持ち替え」としてでなく、Cornetにしか出せない響きや魅力をもっともっと見直して欲しいと切に願っています。

Taylor_d

さあて最後は謎のトランペット! 今日のところはじっくり観察するだけにしてください!?極限までのシンプルさで、ラッパらしからぬこれ又信じられないほどの豊潤なSound・・・また次回に!

Taylor_e