東京は雪でした!あっという間に交通機関が止まったりで帰宅パニック。一体こんな脆弱な都市ってホントに大丈夫なんでしょうか??

さてModel ‘GOTHIC’です!ご存知の通りBellはBentでなく、Bell Bow同様Cut & BrazingでSharpなCurveを生み出しています。そしてその手法は今回のNew Phat Boyでも随所に使われていますが、一体この手法によってどんなメリットが得られるのか、最近非常によく質問を頂戴します。

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一言でお応えしますと「倍音が恐ろしく豊かになる」んです!!しかもResponseが非常に速くなって、特にFlugel Hornの「達人」諸氏が皆さん異口同音に言われる「時間差」が解消されます!

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そしてそれを楽器全体の構造の中で、どこに持って来れば一番効果的で、しかもデザイン的にも美しくなるのか、といった事を何度も何度も実験し尽くした上で完成させて行く訳です。

その上で抵抗感などの「吹奏感」が最もSmoothなSettingはどうしたらいいのか?多くのPlayer諸氏による徹底した「試奏」によって最終的にBestな位置/大きさを決定して、ようやく完成します!

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PhatのBellとLeadpipeを繋いでいるパイプの支柱を見てもらうと小さな穴が開けてあるのがお判りになると思いますが、これがどういう効果を生むのかは極秘事項ですが、 穴の大きさや位置、パイプ自体の長さに太さ、そしてその位置、などなど決定するまでどれだけ時間がかかった事か!!まあお試しあれ!

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それにしてもFlugel Hornってラッパとは全く違う楽器であって、奏法も全く違う、という事はよ〜くご存知のはずなんですが、Flugelを専門としてる方も、ラッパと同じガッチガッチのアンブシュアで、マッピ選びもシャンクのLongもShortも、テーパーの Americanも Europeanも関係なく、一律に「ラッパと同じリム」で,やたらとLeadpipeを抜いて吹いてるPlayerが多いですよねえ。動画に登場のBryanなどほんの1cmくらいですが、ある人は10cm近く抜いちゃってる、なんてのを頻繁に目にしますが、それだと当然Flugel Hornの音なんてする訳ないですよね!その辺、考慮された方がよろしいのでは??

ところで余談ですが、今の英国ポンドのレート、ご存知ですか?140円を切っていた時からするともう20円近くの差!なんか恐怖の200円に到達しそうな気配でしょう?これが消費税10%になった日にゃ、ああた!?