ここのところ音楽、特にJazzのジャンルはどれを聴いても同じようなのばかりで全然面白くないですよねえ。最近、映画では一つの同じストーリーでも俳優の演じる「実写版」と「アニメ版」があるじゃないですか。臨場感や空気感、そして温度感など、圧倒的に生身の人間の演じる前者の方が伝わって来る気がするんですよねー。ところがなんか特に日本の場合、Jazzがこの「アニメ」っぽいんですよ、どことなく。

Jazzフェスのポスター見ても全部同じ表情で同じ黒い服着てて、出演バンドの違いや個性が全く判らない。しかもその音を聴くや余計に「判別不能」で全部同じに聴こえてくるんですよ。見事に型にはまったマンネリズム!伝わるものもなんとも平面的な2次元的な、まさにアニメ的なんですよね。「熱」もないし!

もはやJazzが米国発祥の民族音楽ではなくもっと普遍的なスタイルになっている現在、もっと「日本人」にしか出来ないOriginalityを強力に打ち出せるものってできないもんですかねー。だって「日本人」なんですから!

しかしそんな中でも、悔しいかな本場米国では、おおっ!と思うPlayerやBandが少数ながら頭を出してますよね。中でも当然ラッパ吹きに耳が行ってしまうので恐縮ですが、Ludovic Louisと Keyon Harroldの二人は芸風こそ違え、着実に進化してると思いませんか。しかも「音楽」に「熱」があるんですよね!「ラッパ」に「熱」があるんですよ!もう彼等は既に超有名な存在ですからご存知でしょうが、Check them out, please ??

おっと又興奮してしまい楽器のお知らせから大きく脱線してしまいました!ここから本業の方に移らせて頂きましょう!?

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Taylorの今後の到着予定モデルですが、非常に大好評だったNS仕様の’Terminator’が、新たに入ってきます。さすがに秘蔵のOld StockもののNSは使い切ってしまいましたので現在入手可能な素材にはなりますが、その特性に合わせて少しゲージやテーパーの具合を変えてあります。しかしながら相変わらず NSの特色がモロに出た、言い方を変えればNSにしか出せない響きを持った「傑作」であることに変わりはありません!

NSはよく「鳴りがうるさ過ぎる」とか「ハイが耳にキツい」とか言われてますが、これらはNSがBrassに比べると「全域で圧倒的に倍音が出ている」為で、低音部も強烈に出ているにも拘らず、Brassに比べ圧倒的な高音部の伸びに耳が奪われてしまってる為、そう錯覚してしまうんだと思うんです。試しにカップが今のよりも深めのマッピで吹いてみてください。その意味がよーくお判り頂けるはずです!

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その対極に位置するのがBalladeerですが、来月にはNS仕様のBalladeerが到着します!中低音の圧倒的パワーと高音域のシャープなのにぶっとい鳴り!この無双のペアリングが未体験パワフルサウンドをProjectします!!
極太超絶パワフル設計のベルが超HiFi / High Speedな素材であるNSと一体化した結果は想像するだけでも!!!です!!

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またStarship ‘NUOVO’や’LONDON’ Limited Reissue、Phat Boy Lightなどなど秋にかけてNew Modelが続々到着しますので、どうぞご期待ください!ストックが充分揃った時点でまた”TAYLOR Desse”を各所で開催したいと考えていますので、併せてお楽しみに!!