前回のコラムで紹介しましたTERMINATORのAlternate Versionが到着しましたので、ご紹介します。

全体のシルエットはNew Taylorのウチへの基本となるこのカタチです。私とAndyの意見ですが、このシルエットは非常にSharpかつSimpleで正直に「美しい」と思うんです！
ですから２本の外観は一見全く変化ない様に見えると思います。

ところがベルの口径を見て頂くと！これだけ違うんです！

あとは１番と３番スライドのBraceが違います。素材とデザインもNSとBrassで違っています。

さあこの２本の違いがどう「音」に反映しているのか？どれだけのpotentialを秘めているのか？これは毎度お伝えしていますが、とにかく吹いてみて下さい！

NSという素材の「反応が速い」「厚みがある」「独特のDark Sound」などのコメントは他の方の印象ですから、自分はどう感じるかを確認して頂きたいからです！

非常に加工の難しいこの素材は、Brassとは全く異なった「響き」を持っています。特にJazz PlayerやLead Playerにとっては最高の結果を得られるものだと確信しています。特にppでのハスキーなVoiceは完全にハマってしまうと思います！

しかもHolding Balanceを徹底的に追い込みましたので、材質本来の軽量さもあって、「楽器を持ってる感覚がない！」程に快適なHold感が得られ、「完全に演奏に集中できる」訳です！

このモデル、「他のオーダー分に全く手をつけられない」程Carefulな製作が要求されるので「しばらくはこのオーダーは受けないでくれ」と泣きが入ってしまった為、しばしこの２本でお休みです。
しかしながら結果として本人も腰を抜かす程の結果が出てしまい、ITGで一番絶賛された事実もあり、彼の頭の中は現在マグマの噴火寸前であります！！

例によって、お問い合わせは必ずメールでお願い致します！