新年、明けましておめでとう御座います。今年もTaylor & Spencerを軸に「本当にいい楽器」のみを提供していきますので、どうぞよろしくお願い致します。
Taylor_Chicago_a


さて、Taylorからの初荷はご覧の'Chicago U/X / G2'です!昨年の’Piranha’が本国でも予想を遥かに超える反響で、元になったモデルの熱烈な「信者」さんまでが乗り換えてしまうという「奇妙な現象」が起こったりしましたが、その方々曰く「こちらの方が全然鳴るし、音に厚みがある」とか。それはある意味当然の事です。素材の「金属板とは言え、一枚一枚が全く違う」性格をAndyの長年のCraftsmanshipで見極めた上で、一台一台がその「個性」を最大限に発揮出来る状態で組み上げるという「ごく当たり前」の方法が判ってもらえた結果だと思います。

Taylor_Chicago_b

そして今回は本来のOriginal Designです。「リードパイプの直線部分がこの方が長めに出来る」、というのは画像をもらえば一目瞭然でしょう。Bracingも「なるべく振動部に応力がかからない」スタイルの方が「高効率」を得るには有利なのはご存知の通りです。とまあ過去の経験上のあらゆるノウハウがこのOriginal Designには詰め込まれている訳です。

Taylor_Chicago_c

今年は、もちろんMassiveなモデルも変わらず発表していきますが、’More Light & More Deep’をテーマにして「軽量化」を図っても音色・響きはむしろ「ディープで厚い」ものにするという実に相反的な難問をクリアしていきます!その第一弾が今回到着したこのモデルです。

Taylor_Chicago_d

言葉で表現すると淡々としたものになりますが、これが強烈にTOUGHな課題なんです!ReceiverやMain管の受け周辺、そしてValve廻りをじっくり観察してもらえば・・・???

さあ今年も、吹きもしないで御託を並べてる暇があるなら、勇気を出して(?)自分の最愛の楽器を持って較べに来てください!お待ちしています。