今回はDEL QUADROについて。お陰様で売れてます！で、そのラインナップをご説明しておきましょう。

画像の最初は、PERSONALです。このモデルは非常にオーソドックスな組み合わせで構成され、吹奏楽、クラシック、からジャズまで幅広くこなせる万能タイプです。適度な抵抗感で、芯のある華やかさとクリーミーな柔らかさを兼ね備えています。オーナー諸氏からは、「ハイノートのスポットが明確に決まる」「全域で音のフォーカスがハッキリしている」「吹きやすい」などのコメントを頂戴しています。ベルやリードパイプのテーパーもほぼ「中間」で、いわゆる「スタンダード・モデル」かもしれません。

次は、SPICY JAMです。このモデルはベル・チューニングで、メイン管はリバース、リードパイプは真鍮のOuter Tubeでカバーしています。キャップ類もヘビータイプを装備し、ラインナップ中もっとも重量のあるモデルです。ベルやパイプ類もPERSONALに較べて、ゲージの大きな厚みのある素材を採用しています。そしてベルもリードパイプも少しオープンなタイプにした上で、支柱のない「ベル・チューニング仕様」と来る訳です！その結果は、「最高のFree Blowingが得られる」「めちゃくちゃパワフルでぶっとい」「音、デカっ！！」といったコメントを頂戴しています。

最後は、GRIZZLY CUSTOMです。このモデルはPERSONALに較べて、テーパーの若干タイトなベルを採用しています。ゲージはベルのみライト仕様でパイプ類はPERSONALと同じです。そしてオリジナルを更にブラシュアップさせてDetailsを独自の仕様にグレードアップしています。その結果、非常にブライトな響きなのに「ペラペラ」「バリバリ」とは無縁の、厚みのある腰の座った響きの得られるモデルに仕上がりました。よくある「歪み系」のそれとは全く違う「あくまでクリアなハイノート」「低音部の吠え方が凄い」「音の粒立ちが全域非常にハッキリしてる」「反応が強烈に速い」などのコメントを頂いています。

以上３タイプのモデルが基本ですが、どのモデルも「Wide RangeでHi-Fiな響き」である点は共通しています。HighもLowもCut Offされたカマボコ型波形の響きが「ダークだ」なんて思っている方々には衝撃的かもしれません！？

最後にお客様のオーダー分のCUSTOM CORNETの画像をご覧ください。どうです、キレイなシルエットでしょう！音ってホント形に出るんですよね、コレが！！