さあて今回はTaylor ’GOTHIC’のご紹介です。

Taylor_GOTHIC_a

文字通りデザイン・コンセプトはGOTHICなんですが、「とことん突っ掛かってやろう!」をテーマに完成したのがこのモデルなんです。

その布石となったのが’Vador’であり’Vulcan'であるのは、「ご常連」諸氏にはもうお判りの通りだと思います。

トランペットでは通常「流線型」よろしく「なるべく角の立たないデザイン(?)」というのが「定説」となっていますが、「なの誰が決めたのよ?」とAndyと話すうちにこのデザインとなりました!

Taylor_GOTHIC_b

結果は、例によって吹いて頂ければ「誰にでも」お判り頂けると思いますが、「非常に倍音成分の多い」「現在トップクラスの反応の速さ」を瞬間的に「痛感」されるはずです!

「その楽器のQualityはValveに入るまでに決定される」という我々の確信から、敢えてNS(と言ってもSnが入ってます)のReceiver & Leadpipeをセットし、Main Tuning Slideも直管部をNSを採用しました。

そして「その楽器のColor & CharacterはBellによって決定される」為に、3箇所のBump(つっかかり)を設け、それらがひとつの'Turbo Charger'の役割を果たしているのです!

Taylor_GOTHIC_c

例えばこのTilted Bellは随分急激にBentされてるのがお判り頂けると思いますが、通常の「曲げ」による緩やかなそれとは違い、「切断」と「接合」による鋭くシャープなBentにしました。

即ち「Bellの入り口までは最大効率でしかも最高にPureな信号を送る」。そして「Bell部に入った後は、そのQuick & Easyな吹奏感と最高にRawなVoicing」という「味付け」を存分に、という次第です!

まあここまで説明してしまえば御満足頂けたかと思います。後はご自分でお確かめ下さい!いつもの様に、お問い合わせなどメールでお願い致します。