激寒の中、週明け早々到着した2本は奇しくも「師弟対決」さながらです!Andy Taylor V.S. Michael Del Quadro、両者の自信作のご紹介をしてみます!画像は興奮の為、大分荒いですがご容赦下さい!?

taylor_lead

Taylor ChicagoU ‘LEAD’は前回のコラムでもお伝えした通り、とにかく反応が速く非常にSolidなサウンドですが、超軽量で徹底した「吹きやすさ」を追求したHi-Fi Modelに仕上がっています!前回のロットをさらにBrush Upして、よりその路線を強調したこれは「これ以上はもはや奏者側の問題じゃない?」「どこまで引き出してくれるんだよ、って言われてる気がする」とのコメント通り、楽器側が出来得る究極であり完成型だと思います!

次はMikeのBell Tuning Style ‘Spicy’ Mdl.ですが、TaylorとDel Quadro、両者こうやって並べてみると一見よく似ていますが、細部までじっくり観てみるとそのSettingが全く違うのがお判り頂けると思います。

Mike_Spicy_Mdl_a

実は2種類のベル(Tilt & Straight )の響き方やサウンドを全く違うVoicingにしたのが大成功!!Straight Bellの柔らかさと厚みのあるDarkな響き、Tilted BellのLimit LessなPowerとProjection、この2タイプのベルを使いこなす事で、ありとあらゆる「現場」でのSituationに対応できるVersatileなHornに仕上がっています!

さて、このTilted BellのJoint部からFlairにかけてのBentがPlayer側から見て少し左に向いてるのがお判り頂けると思いますが、実はここにも「秘密」があるんです!「作っては壊し」、をひたすら続けながらも遂にはベストなこの位置を探し当てたMikeの執念には本当に驚かされてしまいます。

Mike_Spicy_Mdl_b

試しにDizzyのラッパを歴史順にじっくり観察してみて下さい。Martin時代とSchilke時代では・・・?? よくある巷のメーカー品みたく只上に曲げればいいって訳ではないんですよね!

さあ両者のどちらが貴殿のお眼鏡に叶うか!いつもの様に、ご自分で吹いて試してみてください。お問い合わせは必ずメールで!