先日東京Jazzの演奏をBSでやってましたよね。我らが日本チームの演奏を大いに期待してたのですが、なんか全員黒一色の装束で「御意見無用」よろしく悪ぶった表情、まではいいのですがメンバー全員目が怯えまくりで特に「総帥」の指がずっと震えてたのには驚きました!やっぱ人間、「無理はやめましょうや!」と改めて痛感させられました・・・。

さてそんな中(?)、Taylor Standard #47のご紹介です!?

Taylor_Standard_47

ご存知#47はLボアです。「Lはキツい」と思うでしょうが、そうですキツいんです!但しそれは「フル10」で吹くからなんです。

「日本のプレーヤーってDynamicsを何でつけないの?」「全部同じ音量にしか聴こえない」と某海外のプレーヤーに訊かれて、確かに私もそう思うんです。表情が無いし全くドラマティックでもない???

それはきっと楽器を演奏するにあたって、ギタリストのあの神経質な程のVolume Knobのコントロールの様に、きめ細やかなシフト・チェンジが出来ないからだと思うんです。どんなボアサイズであろうと目一杯の「フル10」でドッカーンと吹き切ろうとする。そりゃバテて当たり前ですよね。

standerd_47_a

「音量」によって「響き方」や「音色」は確実に劇的に変化するじゃないですか。その辺の「音の表情」のコントロール、悔しいですが欧米のプレーヤーにはまだ叶わないのかもしれません。

それがマスター出来ているプレーヤーの方々にとっては#47の方がメリットが多いと言われる訳で、それはオーディオで一つのスピーカーを一定の音量で鳴らす時に、10ワットのアンプをフル稼動させるのと100ワットのアンプを絞って稼動させるのとでは「余裕」が違うし再現力に「巾」があるのと同じですよね!

どうぞご自分で確かめてください!いつもの様にお問い合わせはメールでお願い致します。