いやあ前回と前々回のコラム更新から又々多くの問い合わせメールを頂きまして、有難うございました。その全てに返信するには オッさん一人のキャパを超えてますので、今回はそのお答え!

RoyLawler

先ずRoy Lawlerですが今回のは2ピースベルのCommitteeのオリジナルに最も近い仕様のモデルです。と言いますか、アメリカ国内でのオーダーのほぼ全てがこのモデルだそうで、Committeeがどうのよりも実際非常に完成度の高いモデルです。あの独特の「へら〜」とした音も、エッジの効いた「リードサウンド」も、そして厚みのある肉感的なソロワークのあの音も「吹き方によって自由に色を変化させられる」モデルなんです。

次回は、Tail部がやたらと太く、あのMilesが晩年にLeblanc社のMartinを使用していたのと全く同じシェイプのベルをマウントしたモデルが到着予定です。

さて次はTaylorの樹脂製マッピへの問い合わせなんですが、「一体どんなマッピなの」「格好は?」「音は??」など半ば「苦情」に近いメールを多く頂戴しました!?

確かに画像をお見せできないのはこちらも非常に困ってしまう次第なんですが、なんと2ピース仕様なんです!Top部は樹脂、Underpartsにはステンレスを使用しています。

プロトでは真鍮を使ったのですが、音が広がりやすいのとMassive過ぎる響きになってしまう事から、ステンレスを採用しました。狙いはドンピシャ!「録音された音を誰も樹脂製のマッピだと見抜けなかった!」とAndyの報告通り「Aging完了したマッピみたくいきなり響く!」「まるでリバーブかけた様に音に艶がある」などこちらでも「こいつは樹脂のイメージをぶち壊してくれた」と予想以上に高い評価をいただきました!!

あとは「この樹脂は何なの??」なんですが、これはまだ「王様の耳はロバの耳」状態なので・・・!?

以上、返信できなかった方にも「答え」となってればいいのですが。とにかくココで吹いてください。それが一番手っ取り早いですから!