そろそろコラムを更新しないとと思ってるうちに数ヶ月も経過してしまい失礼致しました!

何故?いやもう「楽器」に比べて相変わらずの状況に「やる気」が出ないというのと、化石燃料の発掘がいよいよ枯渇してる、などは何時もの通りながら、「ホントのHassy使い」がいなくなって来てるからだと思う。

60mm f:5.6とf:4.0のシロで無傷なモノ、80mmの6枚玉、500Cのエアダンパーのやつ、などなど、相変わらずの「捜索願い」、しかも「オーバーホールはしなくていいです」!

でそんな人は滅多に撮影しない!「持ってる」事が全てで、首からシェードとかフル装備でHassyをぶら下げて見せびらかせながら街を闊歩するのが主な目的。それでもこちらがしつこく「作品を見せて」とせっつくと、コレがまた!!

街並みを撮ってるんだけど大抵ピンは外れてて、「手ブレ」もしくは「前ピン」!「この建物が」と言われても、しっかり前の電線にピンが来てる。私はこの手の人を「電線マン」と呼んでるんだけど、それを指摘すると「いやあハッセルは前ピンが多いんだよなあ」と「キーコキーコ」異音のするキットの自慢話にすり替わって行く!ホントこんなのにHasselbladを語って欲しく無いやね!

楽器の場合はプロ、アマを問わず「調整」というのが必須で、それをセコると自分に即返ってくるのでPlayer諸氏は実に気を配ってる。有名なViolinにしろ管楽器にしろメンテナンスには相当額の費用がかかる訳!

ところがカメラの場合は「動けばいい」とばかりに中身に気を遣ってる人は少ないし、金をかけたがらない。自分の愛機の機能を100%出し切ってる個体を見た事ないからね!

てな調子でウチは今後もそういった事が解ってくれる人だけに発信して行きたい訳!Hasselbladはあくまで「写真」を撮る為の「道具」であって、機材そのものが目的では無いからね。

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さて、今月はこの2点!もちろん完全にレストアしてあるからね!このレベルのが全く無いんだよなあ、何故か。

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