前回のコラムで触れたKさんの作品を紹介しよう。

あくまで「取材用」なんだけど、赤にやたらと敏感に反応したり、頭上が気になったりでこれはすっかり、しかも重症のHassy Syndromeでしょ!こういう「嬉しい」写真をもっと撮ってほしいよね。暗いのもたまにはいいんだけどね。



さて先日は松屋の中古カメラ市で、行ってみると結構人出があって、「銀塩万歳!」かと思いきや海外のバイヤーさんが多いんだって。でも何故かHassyはあまり動いてない様な気がしたけどなあ。
「箱・説明書付きセット」とかなってて何故かシロのレンズがT*(!)なんて時代考証的に実に不可思議なシロモノがあったけど、コレクターさんがお買い求めになったとか。その他は数はあるんだけど、って感じのばかりだった。



会場では某修理の方とたまたま会って、その方もボヤいてられたけど「ハッセルはピンが悪いだの、壊れ易いだの言う人が多いけど、こういうのをそのまま使えば当然そうなるわな」と。だからいったん飛びついても結局手放してしまう訳で、結局市場にある量と質は常に同じに保たれてる。「修理なんかに金が出せるかって了見の人が多い」んだって!車検を受けてないクルマで日本縦断ドライブとかに行っちゃうんだからこれはこれで凄いなあと思うけどね。



でも最近、特に若い人達が、散々「部分修理」の連続による経費の圧迫からか、「完全に調整したものを」とオーダーされる事が非常に多くなってるのは嬉しいことだよね!いつも言う様に「初期状態」の感触を憶えてしまえば、自己判断で不良箇所が判る訳。そんなHassyは「ピンが悪い」「壊れ易い」なんて絶対に言わせない!本当の実力を知って腰抜かすなよ!



さて今回のオススメは久々にシロ60mmのf:5.6なんてのはいかがっしょ?画像は間に合わず恐縮です。いつもの様にメール下さいな!