ここのところ真剣にハッシーと取り組むべく新たにキットを購入される方が増えている。デジタルも多少は下がって来たが、まだまだ銀塩の域には達していないのと、再生品が100万近くじゃ安易に手を出せないよね。

という訳でハッシー選択のポイント、これは過去のコラムで散々かいてきたのでそちらを読んで頂くとして、今日は新着の中の「言わずにはいられない」ものを2点ばかし。

先ずは100ミリ!T*ではないものの先白タイプ!やっと見つかったかという感じのビッカビカ!!



クロの鏡胴はすべてT*だと思ってる人も多いが、なんでこのタイプに拘るのか?それは何度も何本も取り較べた結果なので仕方無いんだよね。 ロールの中から「Wow !!」と思うのをピックアップしていくと不思議な事に全てがT*でないものになってしまう訳。ウチの常連諸氏の意見もおしなべてそうなんだよね。

噂ではこのタイプは120ミリと同じく"アレ"が前玉に使用されている、というのがよく伝わってくるんだけど、こういう一連の結果をみると信じたくなってしまう。

クロの鏡胴になった時にはもうT*になってたのになんであえてT*でないのが最初発売されていたのか?
第一、100ミリはクロになってからの発売だもんね?やっぱ「便所の100ワット」はコスト高だったのか?なんていろいろ考えてしまうよね。

実際、このNon T*タイプは明るめの発色なのにグラデーションが豊富で立体感も凄く生々しいし、T*のものに特徴的な「村の盆踊り大会」的な妙な派手さが無くてしっとりしてるんだよね。

まあ「伝説」はコレクターさんがいくらでも脚色してくれればいい話なので、我々はこのタイプで「撮影」して行きます!

もう一台は500CMの初期型のキット。コレ又超キレイな状態!!ホント、キレイなものはとにかく確保しないとね。交換パーツの無い部分は「長生き」して、ずっとまんまで頑張ってもらわないとダメだから!



(緊急追加) なんと今朝届いたこのクロのキット!興奮のあまり急遽追加告知です!!

どうです、クロのミントとはこういうのを言うんだって見本がコレだ!!レンズもメチャクチャスカッとしてるでしょ。それに第一接合部にスレすらないんだから。そして鈍い光沢のヌメッとしたクロの手触り!興奮のあまり手ぶれの画像はご容赦! クロにクロの迫力と気品、"Black Beauty派"の垂涎の的がいきなり届いたよ。例によってメールでお願いします。