ここのところ又急にHassyの新しい仲間が増えてきてるけど、何か嬉しいやね。「1ショットの重さ」を解ってくれる人が増えてさ! 「とりあえず押しとけや!」のデジタルと違って、1ショットずつ露出や構図をああだこうだ「考え」ながら撮影するのって、凄く貴重な時間じゃない。 そんな時間って普段見過ごしてるものが、メチャクチャ「見え」てきたりするんだよね。

"何を今更銀塩なんて"と言われたって全く気にしない!それどころか、むしろ褒め言葉と解釈してしまう我らHassy Freak諸氏はやっぱ輝いてますよ!!

で、今回は初めてのHassyを手にした方への操作のおさらい。これが結構浸透してなかったりするので、基本ポイントだけね。

*引き蓋を抜かないと作動しない。(美瑛から携帯してこない様に!)
*フイルムの紙の面を圧板側にセットする。(全ショット真っ暗!)
*この時、圧板に接するクロームのノッチにフイルムの端っこを咬ませること。(コマ間ベロベロ。片ピンの嵐!)
*シャッターが閉じてからレリーズボタンを放す。(露出が不足!)
*12枚撮ったらフリーズするので、マガジンの中身を出してカウンターをゼロ・ポジションに戻してやる。(使い捨てカメラではありません!)
*この時にマガジンの巻き取りノブでフイルムを巻き取ってからマガジンを開ける。(でないとフイルムがパー!)
*レンズ、マガジンを外す際は必ずチャージしてから。(超重修理を覚悟!)
*普段引き蓋は抜いておく。(テレンプに折れクセがつくと光が入って超常現象が!)
*スクリーンの表面は常にキレイに。(ルーペ使用時に巨大なゴミが!)
*絞り表示部のノブを手前に押さえながら廻す練習を。(シャッター速度と絞りをスムースに変更できるまで!)
*防湿庫へ入れっぱは禁物。(パッサパサになってテレンプがふりかけ状に!)

その他まだまだ色々あるけど、一度慣れてしまえばこっちのもの。じっくりマスターしてくんなまし。

さあて今週のイッピンは2品。500CMのシロ80ミリ付きのミントと100ミリのミント!(画像間に合わず!) 前者は一番要望の多いタイプだけど、シロのきれいなのは少なくなって来たよねえ。 100はご存知のスッキリ描写で根強い人気だけど、キレイなのが絶滅危惧だあね。