なにやら不安定な夏でどうも体調がイマイチの今日この頃、ハッシーライフは順調でしょうか? こちらも慢性的品不足状態で、大好物のラーメンで言えば寸胴にスープの無い状況が続いている・・・。恐縮至極!

で、よく電話やメールでの問い合わせで予約をもらうのは非常に有難いのだけれど、「新品同様で、出来れば箱付きの完全オーバーホール済みセットで10万円前後のもの」というのはご勘弁願いたい。そんなのがあったらこちらが欲しい!!
ご存知の通り市場には確かに10万円前後のセットも売られている。それをそのまま使えるなら・・・と思うのが人情ではあるが、人生そんなに甘くはない!過去に散々勉強代を払わされてきた私が言うのだから間違いない。
その大半は、一秒は三秒くらいでそれも息も絶え絶え、ミラーはあさっての方向向いてるし、スクリーンは前後にカタカタ動く、巻き上げは鶏の断末魔の如き悲鳴が出る、・・・。とまあ色々病気を持ってるのがほとんど。で、揚句にウチに担ぎ込まれるケースが非常に多いんだけど、結果入院するしか無い訳。だったら最初からオーバーホール済みのを買った方がいいと思うんだけど、世の中にはそれを断固信じない人もいる。で、そういう人に限って「ハッセルは壊れやすい」とか「操作感が悪い」とか、ひどいのになると「ハッセルはピンが悪い」とかボヤキまくるから話がややこしくなる。この手の人は「医療費は払わんが病気を治せ!」なんて平気で言ってしまうんだろうけどね・・・。
反対に未調整のハッセルでも、何も不具合を感じない方もいる訳で、これは皮肉でなくて実にうらやましいと思う。ピンだの露出だのというのとは全く次元の違う世界で「根性一発」で撮影してしまうのは驚異としか言い様が無い。

とにかく以前にも言った通り、私が経験上痛感したのは「趣味に金と時間をケチってもロクなことにならない」という事。

ま、そんなハードウェアーの話はさておき、肝心の「写真」の方だけど、このお盆に「前田真三氏」の展覧会がある!
http://www.tokyu-dept.co.jp/honten/special/0815maeda/index.html
ハッシー・ファンならずとも氏の作品は是が非でも見るべきだと思う。
又、氏のご子息「前田 晃氏」の作品もこの機会に写真集などで是非とも見て欲しい!真三氏とは違う独自の空気感、温度感が素晴らしい!!「ハッシー使い」にとっても最高の教本だと思うよ。