久々入荷の500Cのスクリーン交換できるタイプを紹介します。
ご存知のとおり、1970年からCMに切り替わり、72年頃までは並行してCとCMが製造されていた訳です。
要するにCのカバーフレームがまだ残っていたので、ということで中身はすでにCM。



こういう例はHasselblad社にはよくみられる事で、500Cの初期ものには1000Fのフォーカシング・フード(たすき付き)が付いてたり、500C中期までは初期の穴あきのカバーフレームが使用されたりしています。ここが数々の伝説を生むモトなのかもしれませんが、実際は無駄を嫌うSwedishの合理的な考え方によるもの。逆に言えば、生まれた時すでに完成されていたからで、現在に至るまでその基本的構造が何も変わってないという事。大体50年近くも昔のレンズやボディ、マガジン等がそのまま現行モデルとともに使用できるなんて今じゃあ考えられない事でしょう。ハッシー・フリークとしてここが凄いと常々痛感する次第!