今年は非常に重要な「勉強」の出来た一年でした!
ところでトランペットのアマチュアとプロの違いって皆さん何だと思います?
プロは「たかり体質」でアマチュアは「いいなり体質」?いやそんなのでなくて、色んな違いはあるでしょうが、「楽器と接する時間が圧倒的に違う」という点ではないでしょうか?
社会人としての職業を持ちつつトランペット奏者としても活動して行くのは半端な情熱では到底続かない。多くは「昔吹いてました」「もうこの歳ではねえ」「忙しくて」とかのお決まりの「言い訳オヤジ」に成り下がる。
そんな中、かれこれ30年近くの付き合いになる彼はラッパへの強烈な情熱を絶対に絶やさなかった!ローカルの種々のバンドから遂には老舗名門バンドのリードの地位にまでのぼりつめた彼の情熱と努力はますます熱く燃えたぎっています!
その彼とマウスピースと楽器について徹底的に「勉強」させてもらえたのは私にとっても最高に有難い「学びの場」!
中でも「悦楽的操作性」と「モニター性能の最適さ」の2点は実にこちらにとっての大きな啓示でした!
楽器としての音響性能が最高値を示すのはもはや、当たり前。その上での「感覚」の次元がどれだけプレイヤーに近づけるか。
レーシングマシンの性能とロールスロイスの快適性の両立を実現するのは至難の業!
例えばメイン管が悦楽的に動くか。
ピストンがいつまでも触れていたくなる位にスムースかつ確実に動作するか。
スライドはスカスカでないか。等々
「当たり前」の事が当たり前に作動している、しかもそれがストレスにならない!
もうひとつは、実際の演奏現場で音の遠達性を保ちながら如何に自分の音のモニターをクリアに感知出来るようにするか。
これに関してはKTのアドバイスなしには不可能だったですが、管厚とテーパーのベストなポイントの発見!これはデカい!
そしてやはり最も重要なのは、「自分がどう感じるのか」「自分の理想の着地点はどこなのか」を明確に掴んでる事!いつまでも他力本願ではトランペットのレベルはダラ下がりの一方!
Spencer を愛する若手プレイヤーが楽器店でC管を衝動買い!パーツ類や素性の店員さんの説明も??な点が多いのでこちらからSpencerに直接問い合わせたところ、「英国の若手ソリストとそのガールフレンドが2018年に買って・・・」とすぐに素性が判明!パーツ交換もしたみたい。
School Mdl.なのでSignature Mdl.との違いは仕方がないですが、素直なレスポンスのC管でイントネーションも悪くない!
Spencer入門機としては不足の無いおススメの個体です!
Bachの4万番台のLong Cornetが入りました!Jazz PlayerにはやはりLongでしょ!
ダメージも少ないし、これはレアかも?
KTのおかげでPlayerのネットワークが圧倒的に拡がりました!彼等の「使ってた」個体は流石にスロットもレスポンスも完璧だから安心して仕入れできます!
画像が間に合わず恐縮です!
冷やかしじゃない方には年明けにお送りしますのでメール下さい!
という訳で今年もお世話になりました。
どうぞ良い新年をお迎え下さい。
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