インスタでも触れましたが、只今仕上げを「ブラッシュド」でいくか、「ブラスト」でいくかでストップしてます。生真面目の前に「ど」が付くほどですから、「じゃ真鍮板でテストして」とこちらは軽く言ったところゲージと振動の相関関係を徹底して調査実験中!又時間かかりそうです・・・

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まあとにかく徹底した「完璧主義者」ですからこそ可能なあの仕上がりなんですが、時間がかかるのがねえ・・・

例えば各スライドのFerruleから中に入るチューブの長さ!画像で判ると思いますが、一番押し込んだ状態でEndまでフルに入り込んでいます!「シッポまであんこ」の入った状態なんですが、今まで見た全てのメーカーのは途中でカットされ若干寸足らずのばかり!その方が速く抜けるから?

チューニングするのに、Ferruleとチューブ、その各々のEndの距離が大きくなる程吹奏感に抵抗が増えてエアスピードもロスしてしまう。なので中に入っているチューブをなるべく長くして、チューニング時も最小限の距離にした方が「高効率」となり、しかも物理的な「剛性」「強度」が得られる!

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これも「滑走路は長い方がいい」との持論をメールしただけなんですが、結局ここまで徹底してしまって約半年!

この調子ですからMatt Martin Trumpetは今後も毎回「進化」を続けます!

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KTマウスピースで、カップの底部を拡げて「浅さは変わらず容量を増やす」Girth加工を施したモデルが入荷です!古くからの加工法ですが、KTの超スムースな仕上げで全くストレスの無い吹奏感です!

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