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「ボリューミー」って最近よく使われてますが、これ完全に日本語ですよね。 そんな中「ハイトーン」というのがありますよね。本来は「金切り声」とか「うるさい奴」を指す言葉ですが、日本では「High Note」の意味で使われてる様です。 「日本一のハイトーン奏者」なんてちょっとヤバいですよねえ?? さて今回のコラムは、そんな「ハイノート奏者」の為にDonatからの提案?! コレ、まるでルネサンス・トランペットのマッピみたいなデザインでしょう。古いConn社のカタログにも出ているT型の極端にスリムなスタイルで結構昔からあるスタイルですよね。 ところがこのDonatはそんな歴史とは無関係で実は全くの偶然から出来たモデルなんです。そうです、カップまでのスタイルを見てピン!と来た方はかなりのラッパ通! 旋盤で作られていた頃の古い愛用のWarburtonを、ネジ式がイヤなのでワンピースで作って欲しいと持ち込まれ、気のいいDimiは親切にも外観まで似たデザインで作ってあげたところ、そのプレーヤーが大感激!オリジナルより遥かに素晴らしいと大喜びして帰って行った数日後、今度はアレを更にスリムにしたのも作ってくれないか、と。 面白半分で製作するうちに、Dimiの職人魂に火が着いてしまい、各所のスペックを再計算して出来上がったのがコレなんです! まあとにかく凄い切れ味と音量!おっかなびっくりで各番号一本ずつ入れてみたのですが瞬殺でした!そこで今回は売るほどあります!? 最初は「何コレ!と笑顔で吹き始め、しばらくすると真顔に変わる、私にとってこれが何よりの嬉しいコメントでした! そして今回からメッキが、カップやシャンクの中まで鏡面仕上げされて格段に進化しました! 最近金稼ぎに走ってクオリティーがダラ下がりのどこかの職人とは違い、Dimiの職人魂は恐ろしい程燃えたぎっています! 次回は、「これは何者?」とのお問合せを多くいただく謎の'Extra Short Model' についてご紹介します。 お問合せはいつもの様にメールでお願いします。
Martin Eb Trumpet | ||||
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