ようやく到着のBenchmark Mdl.22 MLです!FinishはRaw BrassのMatt仕上げで何とも手触りが最高で、しかも変色し難いOriginal Coatingを施してあります。

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今回からReceiverを少し長めにして重くしました。今まで以上にFocusがClearになりProjectionもアップ!Audioと同じで「音の入り口」ってホント大事なんですよね。その後のパイプやヴァルブ、そしてベルに到るまでをいかに精密に作っても、ここで逃した振動や情報が帰ってくる訳は無く、それらの脱落した波形が大きく拡声されるだけですから!

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で今回からはこのMain Tuning Slideを採用します!カーブの真ん中がちょっと角張ってるのが判りますか?「曲げのバラツキ?」ではないんですよ。まあそれは吹いてみてのお楽しみ!

でもこの辺が全てのパーツを作ってる「強み」なんです!色んなSpecのパーツを自在に試して、音色や鳴りを自由にコントロールできますから。

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いつもの様にTarquoiseでドレスアップした全体の雰囲気もいいでしょ?「計算とデータの鬼」(?)の作り上げた一本、試してみてください!

しかし話は変わりますが、こういう真の意味での「製作家」ってホント少なくなってきましたよね。CNで奇をてらったものや、「本家」の二番煎じばかりで。

Andyという「天才肌」とBench.の「研究肌」、二人の作品には共通の「ニオイ」があります!ウチはこの「ニオイ」を今後も提供していきます!

若干一名、「おい、もうリタイアするよ」なんて急に言って来ないか心配ですけど・・・!