さて今回はBenchmarkから！目下ヴァルブ部の製作中で、本人はメールの文章からも相当テンパってるみたいです！なんたっていつも以上に誤字脱字が目立ってるんですから、かなりの興奮状態が続いてるみたいです。

それにしてもこんなに製造本数が少ないのに、一体なんでこんなにアメリカ国内で騒がれているのでしょうか？この何の変哲も無い外観からは到底想像できないでしょう！

その答えはその「響き」に有ります！どんな「ご高説」も吹き飛ばしてしまうこの問答無用の「鳴り」と「響き」！これが全てなんです！！

言っておきますが、とにかくこのPiccoloにしろBb管にしろ「一度吹いてしまったらもう終わり」ですからね！金メッキのピッコロや50年以上も前のどミントなBb管とか持って来られてもバーターや下取りは御勘弁！

何故ならとにかく「モノ」がないんです！特にこのCustom Modelにあっては数本しかないんですから！！

Soundに於いては、Taylorの比べる物のないあのSmoky & FatなサウンドはまさしくOne & Onlyですが、このBenchmarkはTaylorとは正に好対照です。

JazzだのClassicだの区別に関係なく、レンジの広いHiFi Sound、倍音の多い、響きの豊かなサウンドが好みの方にはまさしくBest Choiceとなると思います！

さて一方のTaylorですが、先日のStarship Ovalを見て頂いて、「Taylorの今までのどのモデルよりもズバ抜けてない？」とカンの良いTaylor Freakの常連諸氏に指摘されてしまいましたが、実はその通りなんです！

もちろん今までのHeavyなTypeも継続して行きますが、『よりCompactでよりLight Weightな仕様」「より音への変換効率の良い」楽器で、しかも「今までのMassiveな響きを犠牲にするどころか逆にもっとBrush Up & Power Up」したモデルを作れないないものかとの私の問いかけに、Andy本人も最近のPhat Puppyの大成功を受けて、その効果の程を実感した様で、すんなり大賛同してくれたという訳なんです！

とまあ色々とご説明するよりも吹いてもらった方が手っ取り早い訳でして、どうぞご自分の最高のパートナーと吹き比べてみてください！！

さて今月の「特選USED」はこの２本！先日の連休時用に告知したのですが、価格調査隊のメールばかりに辟易としてしまいまた仕舞い込んでました！実際に吹いて選んでくれる方を優先させてください。ハクサイの安値探しじゃないのですから、じっくり納得して決断して頂きたいと思います。泣く泣く放出した前オーナーの為にも、ご理解くださいね。両者ともに新品同様のベストなコンディションです！！

（Spencer Custom BbのSatin Lacqured] ¥280,000-）

Spencerのこのモデルのポイントはベルにあります。某社の某時代の新品をマウントしました！で、1-2や１のあの宿命のピッチの上ずりを完全に無くしイントネーションを完璧なまでに追い込んだモデルなんです！
サテンのラッカー仕上げという、このモデルにぴったりの上品な仕上がりで、ジャンルを問わず、使ってもらえると想います。

（Taylor Custom Shop ‘Phrumpet’X-Traの Patina  Finish ¥380,000-）

これはBalladeerのベルを使って、より快適に吹ける楽器を！というコンセプトで作りました。何がX-Traなのかは吹いてもらうと判ってもらえると思います。トランペットとしてここまで肉声感のあるサウンドを持っていながら、こんなに楽チンに吹けるモデルはありません。しかもこのPatinaによる表面仕上げは非常に美しい！サブトーンでの演奏も、リードサウンドもマッピの選択で自由自在にSound Colorを変化させることが出来るのがこのモデルです！本当に「吹ける人」にこそ使い熟して欲しい、Andyと私の思い入れのある楽器です！

いつもながら、お問い合わせはメールでお願い致します！

緊急追加！

急遽の追加！やっとオーナーが英断されての出品です！これは実際にこちらで吹いてもらいたいので、詳細は掲載しません！先ずはメールで試奏のアポを取ってください。
削り出しのレシーバー部から継ぎ目なしで繋がる洋白製のチューニング管受けまでの一体化構造、、OEM供給先であるあのブランドのあの人が何とかしてくれと再三再四頼まれているのに断り続けているこの究極のベルなど、細部まで一切の妥協なしのこのモデル。とにかくハンパじゃないMonster Hornですから、確かな演奏能力のある方に吹いて頂きたいのです！！！
同時に、本国Brexit問題に伴う価格改定、そして消費税のアップと重なって、秋からは一気に価格が上がってしまいますので、ずっと悩んでる方は決断されるべきタイミングかもしれません。