さあて最近の新着、Taylor ‘Phrumpet’ についてご紹介しましょう。

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どうです、このルックス!とにもかくにもこういうPatinaが「Raw Brass党(?)」の目指すところでありまして、タマムシ色に光って底光りしてるのがお判り頂けると思います!

酸や油などに対しても耐性があるし、大体メッキやラッカーの様に元の金属の上に異質な層を付着させてるのと違って剥げる事が無い!しかもPolishすればピッカピカの状態にも簡単に戻せる訳です。

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そして1番のポイントは、メッキやラッカーの様に少なからず振動をミュートしてしまう事がないので、地金そのものの振動がFullに活かされるという点なんです!

それは先ずいつものトランペットのマッピで吹いてみて下さい。その鳴りっぷりの良さと反応の速さに驚かれると思います!しかも構造上、非常に厚みのある響きがするので、通常のカップはもちろん、いわゆる「リード用」の浅いマッピでもペラペラしたBrassyな音にならずBottomのしっかりとした骨太の「 Lead Sound」がHitできます。

そして歌モノでじっくりと唄い上げたい時は、画像の様な深めのカップのをPlug Inすれば、FlugelhornでもCornetでもない独特の柔らかで包み込む様な「肉声感」のある響きが得られる訳です!!

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しかも「非常に楽に吹ける」「スムースにつながる」などのオーナー諸氏のコメントの通り、実にComfortable & Smoothに演奏できる楽器なのです。

そんな響きと吹奏感を生み出すPhrumpet、それは画像からもお判りの様に、Bellまでは比較的LightでSlimなTubingで、それがShephard Crookを通ってこのBellへと繋がって行くという独特の構造に秘密があります!

最近、Andyのお弟子さん達やOEM提供しているいろんなブランドで騒がれているこのBellの産みの親である本家本元が作るPhrumpet、まあその辺はいつもの様にご自分で吹いてみて確認して下さい!

さて一方Benchmark Trumpetですが、Bb管は既に数本のオーダーを頂戴していましてストックできるものが現在無い状況です。可能な限り速く用意できる様にスケジューリングしていますので今しばらくお待ち下さい。

その代わりにというのも何ですが、Piccoloが来月中旬には入ってきますので、これは入荷次第このコラムでご紹介させて頂きますので!大変に恐縮です。

お問い合わせなどは、いつもの様にメールでお願い致します。