やはり以前のコラムで予想した通り、このNew Modelが到着します。Custom ShopのOVAL/Ballad.です!!

taylor_a

見てくださいなこの画像!本人凝りまくりの加工しまくり状態で、相当仕上がりに自信があるのがここからもビンビン伝わって来ますよね。

来週月曜日には到着予定ですが、一度プロトが送られて来た段階でもう既に完成された響きと鳴りっぷりの超絶度合いでしたのが、更にDetailsの改良を依頼したところ又々「Monster !!! Incredible Sonority !!!」となった様で、私も非常に到着が待ち遠しくて仕方ありません!!

taylor_b

思い返すと数年前、「楕円形のベルは作れない?」「You Kidding ?」から始まって、「2Way SpeakerのレンジをSingle Unitで実現する為に短辺と長辺を〜」の説明から、OVALである事のメリットを何度も繰り返し彼に説明し続けて、最終的に「じゃ作ってみるか!」となった時はどれだけ興奮した事か!で何度かのプロトのやりとりを繰り返して完成した最初のOVAL Mdl.が前々回のコラムの画像のものです。

完成した途端、現地はもとよりEU及びUSのCustomerから絶賛され、反響が予想を遥かに超えて絶大だった為に、燃える闘魂AndyはそのLight Mdl. やShorty、そしてその年のShow StopperとなったPunkish、PhatboyのVersionまで作りまくってくれた訳ですが、ある時「これは受注生産という形にして納期に余裕を持たせてくれ」との連絡。やはり「OVALの製作はこれにかかりっきりになるので、他のオーダーを捌く時間と体力がなくなってしまう」そうで、仕方なく私もしばしオーダーを控えていた次第です。

taylor_c

ところが「やっぱり凄いものは凄い!!」と今回のモデルでOVALの絶大な効果を再認識してくれた様で今後少量生産ながらコンスタントに生産してくれる事になりました!!

まあ超保守的などこかの国のラッパ奏者には遠巻きかつ批判的に見てもらうとして、実際吹いた方にとっては「最高のパートナー」としてそのポテンシャルを痛感してもらえる存在であると確信しています!地動説と天動説、いつまでも「〜と同じもの」なんてやってる場合じゃないんですけどね・・・!

さてもう一つ、私の大先輩である岡田氏が展覧会を開催されます。

https://www.ito-ya.co.jp/store/itoya/gitoya/recommend/2018/04/002913.html

氏はホント素晴らしいDrummerでありJazzへの深い愛情を持ち続けておられる私の最も尊敬する先輩であります!その氏が「錦絵絵師」としての一面とどうFusionしているのか、それは先ず前知識無しにこの展覧会に足を運んで、自分で感じ取ってみてください!「粋」な生き方とはどういうものか、きっとその真髄が伝わると思いますよ。