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     先ず較べて下さい。ベルがどんだけ太いかが判りますでしょうか?特にFlair部とBow部を見ると左のよりも二回りはデカい!左のFlairはCommitteeの形状(口径は135ミリと大きいですが)を基にしてるので普通のよりはかなり開きが大きいのですが、まるでDietの前と後みたいな差があります!    
       
       
      その両者のSilhouetteの差が、各モデルの音に如実に反映されています。それは吹いてみれば誰にでも判るとは思いますが、Delicate & Mellowな左にWild & Fatな右、但し音量差は3倍はあるかと思うくらいの差です! 
   
      ところで両者ともにNo Waterkeyです。あるべきものがないと直ぐにパニクってしまうとは思いますが、今やAndyもこのご利益に大賛成してくれています。第一「音の響きと鮮度」そして何より「スピード感」が全く違います!大体Waterkeyってパイプに穴を開けるんですよ!それをコルクやゴム、または金属弁で押さえたところで微細なエア漏れは当然おこっている訳です。それにコルクが取れたり、スプリングが折れた、AMADOに至っては押したら上がってこない、等々のトラブルは当然ありません!    
    
   
       
      要するに水分の「抜き方」を憶えてしまえばWaterkeyは必要ないですし、水分もより完全に除去できますから、何度もWaterkeyを操作してラッパを振りまくる必要も無くなります!ところが大体それを間違ってる方がほとんどで、せっかく集めた水分を又戻してしまったり、見当違いな所を何度もフーフー、シューシューしてる、なんてのをよく見かけます。まあ普通一分間も練習すれば慣れてしまうんですけどね??    
    
   
       
      あとのポイントとしては、レシーバーまで削り出しのOne Piece Leadpipe(特に’Batman’のLeadpipe先端はNSでしかも面一なところ、要チェック!)、Sharp Pointed Corner、そのShapeの違い、など相当数ありますが、まあそれは吹いてからのお楽しみという事で!    
    
   
       
      という訳でこの2台、今後のTaylor Trumpetsの基本となる形になっていきますので、ご自分で実際に吹いてみて確かめてください。 
    
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