前回に引き続きCommitteeについてのその2を書こうとしていた所、朝店の前での「待ち伏せ」に会い、「朝一のフライトで来ました!」と言われればそりゃ感動しますよ、私だって!
ところが反面モノが無いので困ってしまい何とかもう一本の来月デリバリー分を前倒しにしてくれる様にAndyに泣きついて到着しました!!お陰で「秘密のPhatboy」がビデオ録りさせて欲しいというのを了承せざるを得なくなりましたが・・・。1日でも早く送ってもらわないとこの時期の貨物の混雑ぶりはご存知の通りですから!

とまあそんな訳で、アポの詰まっっている来週からの休日期間には間に合いました!画像を見て頂ければもうそれでいいのかと思いますが、オリジナルとの相違点などもお判り頂けるかと!

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昔Chuck Mangioneが’Feel So Good’を大ヒットさせた時にテーマの高音部で「聴いてる方がハラハラする」程にか細くて音程も怪しいパートがありましたよね。そりゃそうでしょ、FlugelhornのあのRangeはまさに「鬼門」!あのBellのバカでかいFunnel Shapeでは当然「音程が定まらないし、ひっくり返る」訳ですよ。

その形状と同じTaperが持ち味のCommitteeでは全く同じ現象が生じるのは、オリジナルを吹いている方はほとんどの方が悩まれていた所であり最大の問題点でした。それを形状とサウンドはそのままに、「Slotがピシッと決まる」「コアがあるよね」と安心してHigh NoteをHitしてもらえる様にしました!なんて一言で終わってしまいますが、そりゃえらいこっちゃであった訳です!お察し下さい。

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コレクターさんは「MilesやChetのと全く同じ」であればそんなのどうでもいい事でしょうが、実際に演奏される方にとっては相当なストレスの元凶ですからねえ。

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あとはパーツを、大量生産に向く引き抜き加工のものを無垢材削り出しにしたり、まあ実際に吹いた方にとっては「ハンパない進化」を感じてもらえた様です!

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とにもかくにもラッパは実際に「吹いてナンボ」のものです。ネットや他人の意見だけで頭の中がパンク寸前な方もどうぞ吹いてみて下さい!メールでのアポ、お待ちしています。