第一便はご迷惑をおかけしましたが、ちゃんと第二便が届きました!そして今回の二台のうちの一台は「店頭在庫」として、少なくとも次のデリバリーがあるまでは取って置きますので、バンバン吹きに来てください!

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しかし今回これほどまでに反響が大きいのは何故なんだろうと考えてみるに、やっぱ値段の件もありますが、「変に緊張しないで気軽に吹ける」という点と、もう一点は「笑っちゃう程、楽なんだよね」という楽チンな吹奏感、そして「なめてかかってたら録音して戦慄した」という外観からのイメージを完璧に裏切ってしまう「ぶっとくて重心が低い中低音と芯のビシッとしたハイノート」、それらが人気のポイントだと実感してきた次第です。Shortyものってとにかく非常に吹き易いですからね。

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その昔、と言っても1990年頃なんですがBlessingブランドが、安いラインにしてはやたらと鳴りっぷりのいいモデルを数種類作っていました。そのシリーズのコルネットとトランペットをフランケンさせて、やたらと粗いブラストの銀メッキがかかった妙な楽器、それがDeNicola氏のPujeでした!音色が独特で、当時はまさにカリキオ全盛期で、周りはみんな「ビヒャー、ドヒャー」とやってた時代だけに、当時異色の存在だったのを憶えています。そしてその独特な形と音がおそらく何となく皆さんの記憶にずっと残っていたのでしょうが、「Puje探してよ」の依頼はコンスタントにありました。

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この製作者であるBrentもそんな一人だった訳です。Portlandの工房で、最初は自分の為の一台を作ったそうですが、仲間内で瞬く間に評判が広がって、今では「製作に専念せざるを得なくなってしまい」Shop兼工房を構えてOriginal PujeのReissueを中心に数種類のモデルを製作するに至った、というのが彼の経緯です。

実際の楽器を見てみると判りますが、ピストンやスライドの調整はホント神経質なくらいに精度の高い仕上がりです!その為か「どう頑張っても月に1台か2台がやっと」らしく、彼の製作への真摯な姿勢とPujeへの深い愛情がひしひしと伝わってきます。そういうのって、丁寧で完璧な梱包の仕方からも判りますよね!

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今後の展開ですが、年末あたりにベルの大きめなモデルが届きます。そして来年からはウチの特注仕様のモデルを常時在庫できる様にSchedulingしてくれました!
大量にというのは難しいですが、それだけに一台一台の完成度と仕上がりは完璧です!先ずはOriginal Pujeの味わいをじっくり堪能してみてください。

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いつもの様にお問い合わせや試奏はメールでお願いします!

追伸:Taylorの方は今月NUOVO Starshipがやっと完成します!その内容は???ご期待ください!